2014年05月09日

お知らせ

CoSTEPの活動が評価され、平成26年度文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞

     

    文部科学省では、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者を対象とし、その功績を讃えることにより、我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的とする科学技術分野の文部科学大臣表彰を定めています。平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰で、杉山滋郎特任教授(前CoSTEP代表)らが科学技術賞を受賞しました。

     

    受賞したのは以下の4名です。

     

    1. 杉山滋郎(理学研究院特任教授・前CoSTEP代表)
    2. 石村源生(高等教育推進機構 CoSTEP特任准教授)
    3. 大津珠子(高等教育推進機構 CoSTEP特任准教授)
    4. 三上直之(高等教育推進機構 准教授)

     

    受賞内容について解説します。
    東日本大地震などを契機に「科学技術に関わるリスク」に関して専門家と国民との間でコミュニケーションを図ることが重要になるなど、科学技術コミュニケーションの重要性がいっそう高まっています。また一方では、多様なコミュニケーション手法が国内外で新たに開発され、Facebookや電子書籍など新しいツールを科学技術コミュニケーションに取り込むことも求められています。

    そうしたなか、高等教育推進機構 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)では、各種の科学技術コミュニケーション活動を、それを担う人材の育成と統合して展開してきました。

    1.  
    2. 1)サイエンスカフェのほか、「デザインワークショップ」など若者の科学技術への興味関心を高める手法を開発
    3. 2)遺伝子組み換え作物、ナノテクノロジー、BSEをテーマに、コンセンサス会議や討論型世論調査などの対話手法に取り組む
    4. 3)電子書籍『ノーベル賞への道 鈴木章』などのほか、放射能・放射線の基本を解説した電子書籍を迅速に無料で公開
    5. 4)地域住民とともに「津波避難マップを制作する」対話集会を開催し、対話集会実施のためのマニュアルも公開

     

    このような活動を通して、科学技術コミュニケーション活動を担う人材を平成17~25年度に約550名輩出しました。修了生たちは全国各地で活躍しています。さらに、教育プログラムに関して国内外の大学や機関からの視察が多くあり、出張授業/講演の依頼もあるなど、科学技術コミュニケーションを全国へと波及させることにも貢献してきました。今回の賞は、こうした功績に対して授与されたものです。

     

    詳細は「文部科学省のサイト」に掲載されています。

     

    写真は山口総長への受賞報告会の様子です。

    左から石村源生、松王政浩(CoSTEP代表)、杉山滋郎特任教授、山口佳三(総長)、大津珠子、新田孝彦(高等教育推進機構長)