2015年12月24日

お知らせ

2016年1月16日(土)14:00より第86回サイエンス・カフェ札幌「自在の翼を手に入れろ~ブルーインパルスの飛行技術と不安定からの数学的発想~」を開催します

 

第86回サイエンス・カフェ札幌
テーマ:自在の翼を手に入れろ~ブルーインパルスの飛行技術と不安定からの数学的発想~
日 時:2016年1月16日(土)14:00~15:30(開場:13:30)
会 場:紀伊國屋書店札幌本店1階インナーガーデン(札幌市中央区北5条西5丁目7番地sapporo55ビル)
ゲスト:高橋 KYONCEE 喜代志さん(航空自衛隊2等空佐・元ブルーインパルス4番機パイロット)
ゲスト:西浦廉政さん(東北大学教授・元北海道大学電子科学研究所 所長)
聞き手:川本思心(北海道大学 CoSTEP 兼 理学研究院 准教授)
定 員:約80名
参加費:無料。当日は会場に暖かい服装でお越しください。
主 催:北海道大学 高等教育推進機構 オープンエデュケーションセンター 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)/北海道大学 物質科学フロンティアを開拓するAmbitiousリーダー育成プログラム(ALP)
協 力:有限会社バナプル/ブルーインパルスファンネット

 

 

1964年、東京オリンピック開会式の大空に、5色のスモークで五輪を描いたブルーインパルス。精密かつ華麗な編隊飛行は、日本の航空工学と操縦技能の結晶です。「地獄ポジション」とも呼ばれる4番機のパイロットとして、演目開発にも携わった高橋 KYONCEE 喜代志さんに、数理連携の第一人者である西浦廉政さんが「不安定性」をキーワードに迫ります。

 

自在に空を飛ぶためには、機体の速度と高度、つまり運動エネルギーと位置エネルギーを無駄なく適切なタイミングで変換する必要があります。さらに、一糸乱れぬ隊形を組んだり、6機それぞれが異なる機動をするためには、相互の状況をも把握する必要があります。その時、パイロットは何を「考えて」いるのでしょうか。物質のみならず人や社会の「不安定」な状態に関心を持ち数学研究に取り組んできた西浦さんは、不安定だからこそ可能になることがある、と考えます。

 

パイロットと数学者という全く異なる分野のプロフェッショナルが、迫力あるブルーインパルスの映像も交えながら、空を飛ぶことの面白さについて語りあいます。

 

【カフェのプログラム

前半:高橋さん、西浦さん話題提供

後半:質問カードを使用して、お二人と会場を交えてQ&A

(終了後はサイン会を予定しています)

 

【ゲストプロフィール】

 

高橋 KYONCEE 喜代志さん
高橋 KYONCEE 喜代志(たかはし・きょんしー・きよし)さん

1961年生まれ、札幌市出身。航空自衛隊第2航空団司令部監理部長(千歳)・2等空佐。「KYONCEE」は作戦用の無線呼び出し名(TACネーム)。元ブルーインパルス4番機パイロットで初のブルーインパルス米国遠征に参加。F-4EJ戦闘機部隊のほか、航空自衛隊の広報室(東京)勤務やRF-4E偵察機の第501飛行隊長も歴任。2013年札幌航空ページェント(丘珠空港)のブルーインパルス飛行調整担当。札幌西高卒。

 

西浦 廉政さん
西浦 廉政(にしうら・やすまさ)さん

1950年生まれ。東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)数学連携グループリーダー・教授(理学博士)。反応拡散系を専門とする。数理連携研究を先導する日本でのリーダーのひとり。北海道大学の電子科学研究所長時代から、物質科学と数学を行き来する研究とマネージメントを進める。著書・編著に『非平衡ダイナミクスの数理』(岩波書店・2009年)、『越境する数学』(岩波書店・2013)等。一航空ファンでもある。