2016年04月01日

受講生体験記

「科学技術コミュニケーション」で食べていくために

私は生物科学を専門とし、現在は都内でバーを経営しています。開業して2年になります(2016年3月時点)。お店のコンセプトは「科学者と一般人が繋がる場」。まさに科学技術コミュニケーションを目的としています。

 

以前は大学で研究の仕事をしており、プライベートでサイエンスカフェ系のイベントを主催していました。とてもやり甲斐があったため、趣味ではじめたサイエンスカフェを生業にすべく開業に至りました。

 

そんな中、CoSTEPの受講を決めたのは至って自然な流れでした。より良い仕事をするために、科学技術コミュニケーションを一度しっかり学びたいと思っていました。そんなときにCoSTEPの存在を知り、これは渡りに船、とすぐにエントリーしました。

 

受講したのは選科です。普段はe-Learningで勉強し、集中演習のため、お店を休んで3日札幌へ行きました。演習の都合さえつけられれば忙しい社会人でも消化できると思います。

 

座学では、毎回変わる講師による大変バリエーションに富んだ講義を受けることができました。自分が学びたいと思っていたことだけでなく、自分が思いもしなかった領域の知見を深めることができました。個人的には、イベント運営など普段の仕事にすぐ活かせるものや、これからの身の振り方を考える上で重要な学びがありました。論文書きたい!

 

集中演習の内容は、学生を含む多様なメンバーでチームを組み、短期間でサイエンスカフェイベントを作り上げ、実施すること。集まるメンバーは当然モチベーションが高い人ばかり、そんな仲間と一緒になってイベントを一から作り上げることは、非常にエキサイティング。参加者が自分の強みや課題を見つけられるよう設計されており、貴重なフィードバックを受けることもできました。

 

「科学技術コミュニケーション」をキーワードに、様々な方との繋がりが出来るのもCoSTEPの魅力だと思います。この領域を仕事にする、または仕事に生かそうとしている人にとって、CoSTEPを介して生まれる繋がりはかけがえのないものになるでしょう。

 

最後に。都内でサイエンスカフェをやりたいと思っている方、なにか困っていたら是非ご相談ください。きっとお力になれると思います。

 

それでは!

 

 

野村卓史(選科A)

science bar "INCUBATOR" 店主