2016年04月05日

受講生体験記

CoSTEPの1年間をふりかえって

CoSTEPで過ごした1年間を終え、まずは達成感と、そしてともに過ごした対話実習班メンバーへの感謝と、自分に対してもっとできることがあったのではないかという気持ちとがないまぜになっています。

 

1年前の春、僕はCoSTEP本科・対話の場創造実習班のメンバーとなりました。なにか新しいことをはじめたい、それで得られるものがあればいいなあ、と言う軽い気持ちでした。講義や演習では課題をひとつ出したらまたひとつ出現し、モジュール課題を提出するために講義を見直し、という様子で1年間ずっと慌てていた感じがします。

 

対話班では8月に行われた子供向けイベント「サイエンスパーク」、翌年1月に行われたディベートを取り入れたワークショップイベント「未来の車窓から」の運営メンバーとして参加しました。
「未来の車窓から」では、科学技術の進歩が生む問題点を表現した対話劇の脚本を担当しました。ちょっと先の未来で自動運転車を実用化するべきかどうか、賛成派と反対派が研究者の話を聞きながら議論するストーリーです。脚本を書いたのは僕ですが、イベントの担当メンバーで実際にディベートを行って問題点を洗い出したり、執筆途中でくじけそうになったときに励ましてもらったりと、チームのメンバーや、指導していただいた種村先生がいたからこそ脚本が完成したのだと思います。脚本の部分にみんなの名前を書きたいくらい、ほんとうに感謝してもしきれないです。「未来の車窓から」は大盛り上がりで終了しました。しかし、ディベートを組み込んだワークショップはこれからまだまだ可能性、伸びしろのある分野だと思います。これからのCoSTEPでも継続していただけると幸いです。
 

この1年間はわりと、そこそこ、けっこう大変でした。しかしイベントを丹念に組み立てていく作業は非常に楽しいですし、終わったあとの達成感は何にも代えがたいものがあります。自分の見通しの甘さという弱点と向き合ういい機会ともなりました。なにより個性豊かな対話班メンバーとの出会いがあったこと、それだけでCoSTEPに入った価値はあったと確信しています。CoSTEPでの学びを修了した今、その経験を生かして社会人としてがんばっていこうと思います。ありがとうございました!

 

酒井 郁哉(本科 対話の場の創造実習)

北海道大学大学院 盛岡市役所