2016年05月02日

お知らせ

2016年6月12日(日)第88回サイエンス・カフェ札幌「カエルの先生 時計作りの達人に迫る~時の小宇宙を生み出す独創性の解明~」を開催します

 

第88回サイエンス・カフェ札幌 カエルの先生 時計作りの達人に迫る~時の小宇宙を生み出す独創性の解明~
日時:2016年6月12日(日)16:00〜17:30(開場 15:30)
会場:紀伊國屋書店札幌本店1F インナーガーデン(北海道札幌市中央区北5条西5-7 sapporo55 1F)
ゲスト:鈴木 誠さん(北海道大学 高等教育推進機構 教授)
    菊野 昌宏さん(独立時計師)
聞き手:種村 剛(北海道大学 CoSTEP 特任助教)
定員:80名
参加費:無料、当日会場にお越しください
    コーヒー等の飲み物は、2階のコーヒーショップでお買い求めいただけます
主催:北海道大学 高等教育推進機構 オープンエデュケーションセンター 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)
協力:セイコーミュージアム

 

 

 6月10日は時の記念日です。この日に合わせて北海道大学 高等教育推進機構 教授 鈴木誠さんと、北海道 深川市出身の、日本で最初の独立時計師 菊野昌宏さんをゲストにお招きして、6月12日に第88回サイエンス・カフェ札幌を開催いたします。
 鈴木さんの担当する「蛙学(あがく)への招待」は、多くの北大生から「今まで受けた中で最高の講義」といわれています。そして、菊野さんが作り上げた腕時計「和時計改」は、江戸時代に使われていた時刻制度(不定時法)を表現する機構を組み込んでおり、そのオリジナリティと造形の美しさは、日本だけではなく海外からも高い評価を受けています。
 トークのテーマは「独創性」です。菊野さんは、どのようにして様々なトラブルを乗り越え、時の小宇宙「和時計改」を創り上げたのでしょうか。学生の問題解決能力の育成を目指す鈴木さんが、菊野さんの独創性の秘密を解明します。

 

 

【ゲストプロフィール】

鈴木 誠(すずき・まこと)さん

1956年 東京生まれ、広島育ち。協和発酵、高校教諭を経て現職。コンピテンス基盤型科学教育の創造や北欧の生物教育、また学習意欲の測定や意欲を高める授業デザインについて研究している。北大の名物講義「蛙学への招待」を担当。学生を惹きつける講義内容から、エクセレント・ティーチャーにも選出されている。著書に『「ボクにもできる」がやる気を引き出す』(2012、東洋館出版社)、『フィンランドの理科教科書 生物編』監訳(2014、化学同人)他多数。特許として解剖実習用ドライ・ラボ(1995)等。現在、フットサルに夢中。

 

 

菊野 昌宏(きくの・まさひろ)さん
1983年 北海道深川市生まれ。陸上自衛隊勤務を経て時計の道へ。2008年 ヒコ・みづのジュエリーカレッジ卒業。卒業後同校の研修生として在籍し、独学で時計作りを始める。世界で初めて自動割駒式和時計を腕時計サイズとして制作した「不定時法腕時計」が認められ、2011年AHCI* 準会員となる。2013年には日本人初のAHCI正会員に認められる。2015年「和時計改」を発表。独自の機構や、手作業による制作方法も注目を浴びている。現在、受注生産を行なっている和時計改は年産一本。

 

* AHCI(独立時計師協会、通称アカデミー:Académie Horlogère des Créateurs Indépendants):個人で独創的な時計を作る時計職人の国際的な団体。ここに属する時計職人を独立時計師と呼ぶ。