2017年05月16日

活動報告

2017年度のCoSTEPがスタートしました。

5月13日、北海道大学工学部 フロンティア応用科学研究棟2F 鈴木章ホール にて、2017年度CoSTEP開講式が行われました。今年度の受講生は88名(本科31名、選科43名、研修科14名)。この日は、道内はもとより、東京都、島根県、宮城県などからも受講生が集まりました。

 

■開講式

はじめに、川本思心 CoSTEP部門長(理学研究院/CoSTEP 准教授)より、開講の挨拶と13年目を迎えたCoSTEPの理念、足跡、今後の展望が紹介されました。
 

川本思心 CoSTEP部門長

 

■開講特別講義 大友良英さんご講演

開講にあたって公開された特別講義、ゲストは、音楽家・プロデューサーであり、札幌国際芸術祭2017 ゲストディレクターでもある大友良英(おおとも よしひで)さん。CoSTEP受講生への初回講義という位置づけですが、北大教職員・学生はもちろん一般にも公開し、参加者は130名を超えました。

開講特別講師をつとめてくださった大友良英さん

 

「科学とアートのコミュニケーションが始まる。」 と題し、アートと科学の歴史、これからの時代のアートの在り方、現代社会の何にでも「役に立つ」を追い求める風潮への危機感など、さまざまな事例の紹介をはさみながらお話いただきました。最後は、アートも科学も、専門家とそうではない人をつなげていくコミュニケーターの存在がとても大事、というメッセージで講演を締められまいた。

 

講演を受けて、松王政浩 高等教育推進機構オープンエデュケーションセンター センター長(理学研究院 教授)から、開講式を締めくくる挨拶がありました。

松王政浩 センター長

 

■談話会

一般公開の開講式の後には、CoSTEP受講生と大友さんとの談話会が開催されました。受講生による多様な質問にも、ときにユーモアを交えつつ、ざっくばらんに本音のお話をしていただきました。最後に、札幌国際芸術祭との連携も行っているTERRACE代表、中垣俊之さん(電子科学研究所 所長・教授)から、締めの挨拶がありました。

中垣俊之 電子科学研究所 所長

 

■CoSTEP受講生へのガイダンス
談話会の後は、受講生に向けてのガイダンスです。川本思心 CoSTEP部門長より、1年間の学びを意義のあるものにするための心構え、CoSTEPの独自性、プログラムの詳細な解説がありました。

 

■ウェルカムパーティー

夕方からは、構内のファカルティハウス「エンレイソウ」にて、ウェルカムパーティーが開かれました。立食形式で交流をはかりつつ、CoSTEPスタッフと受講生全員が、一年間の抱負などとともに自己紹介しました。
ウェルカムパーティーはにぎやかな雰囲気の中で幕を下ろし、多様な背景をもつ仲間たちとの最初の出会いの場となりました。

 

 

■初回講義「科学技術コミュニケーションってなんだ?」(川本思心)

翌日(14日)午前には、川本思心 CoSTEP部門長による授業「科学技術コミュニケーションってなんだ?」が実施され、科学技術コミュニケーションの歴史から、社会における科学技術コミュニケーションの望ましいあり方、科学技術コミュニケーターの役割など、幅広く解説されました。

 

■オープニングワークショップ
午後からはオープニングワークショップがありました。これは、「このチームで何が出来るか」 というテーマで、グループごとに科学技術コミュニケーション新企画を作り上げるという実践トレーニングです。限られた時間の中、はじめて出会ったメンバーでチームワークを発揮して企画をまとめていきます。最後には、各班それぞれが自由な発想で考案した企画を、全体に向けて発表しました。

 

これから1年間、受講生とスタッフ一丸となって、科学技術コミュニケーションの学びと実践に取り組んでいきます。
応援、よろしくお願いします!