2018年01月30日

活動報告

記者会見選択演習を実施

2017年12月16日(土)と17日(日)の2日間、記者会見演習が実施されました。このプログラムは11月に行われたプレスリリース作成演習とセットのプログラムで、講師は前回に引き続き内村直之先生(CoSTEP客員教授)と南波直樹先生(北大国際連携機構)です。

【キムヨンジュン・ALP3期生】

 

科学者たちは自分の重要な研究成果を、プレスリリースで社会に伝えます。しかし、難しい先端科学研究をプレスリリースだけで紹介するのは足りない部分もあります。記者会見では自分で直接記者たちの前で発表や質問応答を行うことで、もっとその研究を明らかに伝えることができます。

 

本演習の1日目にはまず記者会見の基礎を学びました。記者会見とは何か、やる目的と意義は何か、どのように行うのが伝わりやすいか、南波先生と内村先生から研究広報の立場とメディアの立場から講義がありました。記者会見で気を付けるべきのことなどの詳細までいろいろ勉強する機会となりました。

 

その後、前のプレスリリース演習で作成したプレスリリースを元に、参加者7人がA,B二つのグループに分かれて、2日目に行う模擬記者会見の準備をしました。発表の時の役割分担(研究担当、研究責任者、組織の長、広報担当者)の決定、課題として準備してきたプレゼンテーション資料の修正、想定質問に対する準備などを行いました。それからメディアにおける写真の役割と、写真撮影の基礎について藤吉隆雄先生(ALP)から講義を受けました。

 

2日目にはまず記者会見の実際について講義を聞いた後、グループワークを行いました。グループワークでは記者側としての想定質問を作成し、記者会見のリハーサルを行い準備を整えました。

(プレスリリースをみて記者側としての質問を考えるAグループ)

 

午後、いよいよ模擬記者会見です。会場にはバックボードやモニター、カメラなどが配置されており、現場のような雰囲気の中で模擬記者会見が行われました。本番では、二つのグループに分かれていたので発表側と記者側の両方を体験することができました。

(研究発表を行う研究者たち)

 

(質問する「記者」達)

 

(質問に丁寧に答えている研究者たち)

 

(近づいて写真を撮る記者たち)

 

(質問に答える研究者たち)

 

皆さん真剣に役割を担当し、盛り上がった雰囲気の中で模擬記者会見が行われました。その後、記者として聞いた発表内容を各自写真1枚と300字の短報にまとめました。書き終わった各自の短報を全員で共有し、先生方からのコメントを受けました。

 

科学技術はますます発展しており、科学者は研究をするだけではなく、先端科学研究を社会にうまく伝えることも大事な役割となっています。記者会見は記者と直接コミュニケーションができるため、研究について詳しく、そして正しく伝える良い機会ですが、記者会見を実際練習してみるといった機会はなかなかないと思います。また本記者会見演習を通して、研究を社会に伝える意義や重要性、それからその適切な方法について切り替えて考えてみる良い機会となりました。