2018年03月31日

受講生体験記

CoSTEPの受講を検討している社会人のあなたへ

 

「とてもよくわかりました!」

 

CoSTEPの受講後、普段の業務で関わる方々から、そう言ってもらえることが増えました。それは、私が科学技術コミュニケーションを学ぶことで「伝えること」と「伝わること」は違う、という意識を持つようになったからかもしれません。

 

 

私は理学療法士として札幌市内で勤務しています。日頃から、地域住民の他、医療や介護、福祉、行政など多くの分野の方とコミュニケーションをとってきました。コミュニケーションには、相手が存在します。そんなこと、言われなくても当たり前……ですが、過去の私自身のコミュニケーションを振り返ってみると、そんな当たり前のことを十分に意識できていなかったようです。そんな気づきを得たきっかけをご紹介したいと思います。

 

 

初回の5月の講義「科学技術コミュニケーションってなんだ?」の中で「科学技術コミュニケーションとは」という問いがなされました。そして講義では、CoSTEPの受講修了後に振り返りができるように、自分の答えを保存しておくように伝えられていました。月日は流れ、そんな問いかけの存在も忘れていた3月のCoSTEP修了式でのこと。講義を担当した川本思心先生から「みなさん、あの問いを覚えていますか?」と声かけがあり、私の中で受講初日の記憶が呼び起こされました。

 

 

修了式翌日、私は早速「科学技術コミュニケーションとは」に対する回答を引っ張り出してきました。私はただ苦笑するしかありませんでした。私の答えは「一方向的に伝えること」を主張した内容で、コミュニケーションの相手の存在に思いを巡らせた形跡はまったく見当たらなかったのです。一方同時に「受講前は、コミュニケーションについてかなり狭い捉え方をしていたんだな」と感じる自分もいました。そのように感じられたのは、自分が少しでも成長できた、ということなのかもしれません。CoSTEPを受講したおかげで、日常のコミュニケーション場面での「伝わる」ための工夫につながり、冒頭の変化に至ったのだと思います。

 

最後に、私の受講体験記を読んでくださった社会人のあなたに向けて。
「それでも仕事をしながら受講するのは大変かも……」と受講を迷っているかもしれません。そのとおりです。実際大変なこともあるかと思います。私も日々の時間管理の面で想像以上に難しい時がありました。ですが、迷うことはありません。「成長したい!」という気持ちを持って臨めば、受講によって生じる負担よりも、それを上回る大きな恩恵を享受できるはずです。そして、修了後には、私と同じようにCoSTEPを受講してよかったと思えることでしょう。是非、CoSTEP受講への一歩を踏み出してみてください!

 

福嶋篤(本科 ライティング・編集実習)
理学療法士