2018年07月04日

イベント案内

研究者とお茶会!「差の湯の会」を開催

大学内にアーティストがお茶室を設置! 市民との対話の場を設けます

 

「差の湯の会」とは,お茶室空間で研究者と一般の方がお互いの「差」について語り合う,科学技術コミュニケーションの実験です。これまで福島県や京都府などでも開催され,お茶会という形式を用いると,専門的な研究内容を取り扱っても対話が弾むことがわかってきています。

 

 

今回は北海道大学のサマースクールであるHokkaidoサマー・インスティテュートの協力を得て,アーティストの阿部乳坊さんに学内で滞在制作をしてもらい,北海道大学らしいお茶室を構内に設置。「差室」と命名されたこのお茶室で,北海道大学の関係者や留学生が自分の研究や教育活動について話題を提供します。

 

(高等教育推進機構の中庭に建設されたお茶室「差室」)

 

差の湯の会」は,本プロジェクトの試みや,アート作品でもある「差室」の設置の経緯などを広く発信していきたいと考えています。取材いただける場合には,模擬的なお茶会を開催します。また「差室」そのものを8月2日(木),3日(金)に一般開放し,「差の湯の会」で展示された研究ゆかりの品などを展示します。

 

大学には変わった人がたくさん

 

世紀の大発見も,暮らしに役立つイノベーションも,その裏にはたくさんの自由な,そしてちょっと変わった研究や教育があります。しかし,大学のそのようなアンダーグラウンドな日常が表にでることはあまりありません。「差の湯の会」では,お茶会という密室空間での少人数対話を通して,普段はあまり語られない大学の人々のディープな日常について語っていきます。大学の新たな一面に触れることのできる機会です。

 

日  程】 2018年7月3日(火)~8月4日(土)

【場  所】 北海道大学高等教育推進機構 中庭(北海道札幌市北区北17条西8丁目)

地下鉄南北線北18条駅下車 徒歩10分

【主  催】 差の湯の会

【共  催】 北海道大学高等教育推進機構オープンエデュケーションセンター

科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)

【協  力】 Hokkaido サマー・インスティテュート

【連  携】 Terrace

【対  象】 一般市民

【募集人数】 各回2~3人,「差室」開放日は制限なし

【参 加 費】 差の湯の会 500円(お茶菓子・お茶付き),差の酒の会 2000円(お酒・おつまみ付き)

【言  語】 日本語(留学生の場合は英語)

【プログラム】期間中,様々な会が催されます。詳細はこちらをご覧ください。

       差室一般開放 8月2日(木),3日(金) 10:00~16:00

【申込方法】 必要事項記入の上,下記のウェブサイトよりお申し込みください。(先着順)

       https://www.sanoyu.com/reservation

 

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<差の湯の会詳細>お茶とお菓子で楽しむ会 各1時間程度 参加費500円
 
 キツネの会 7月17日(火)15:00~
話題提供: 池田貴子さん(北海道大学CoSTEP 特任助教)
内  容: 北海道内のキツネの研究をしている池田さん。昔話にもよく出てくる身近な生き物でもありながら,意外と我々の前には姿を現さないキツネ,その生態についてお話してくださいます。
 
 森の会 7月5日(木)15:00~
話題提供: 小林 真さん(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 准教授)
内  容: 北海道大学の研究林で研究を進める小林さん。北海道の森にまつわる自然についてお話ししてくれます。冷涼で乾燥した北海道の森には,どのような特徴があるのでしょうか。
 
 ミミズの会 7月6日(金)14:00~ 16:00~
話題提供: 川本思心さん(北海道大学大学院理学研究院 准教授)
内  容: 元々ミミズの研究者だった川本さん。○○の肉はミミズの肉?などという都市伝説の真相を聞いたら,ミミズの重さの大部分は腸内の土だからコスパが悪い,とクールに答えてくれました。参加したらミミズが好きになっちゃうかも?
 
 森と写真の会 7月10日(火)15:00~
話題提供: キム・ボリさん(写真家)
内  容: 韓国の写真家キムさんは,北海道大学で講義をするため来日されています。この冬には北海道大学の研究林で写真を撮りました。写真家から見た自然とは,森とは。作品と共に語ってもらいます。
 
 森とものづくりの会 7月12日(木)15:00~
話題提供: ナム・ミヘさん(デザイナー)
内  容: 韓国のデザイナー,ナムさんは,北海道大学で講義をするため来日されています。この冬の北海道大学研究林での調査から,工芸品をデザインしました。デザイナーからみた北海道の素材とは。作品と共に語ってもらいます。
 
 北のサカナの会 7月15日(日)13:00~ 7月22日(日)13:00~
話題提供: 室井宏仁さん(北海道大学大学院生命科学院 大学院生)
内  容: 寒い海に棲む魚の研究をしている室井さん。魚たちがどうやって寒さに負けずに生きているのかを研究しています。北海道ならではの生き物のお話です。
 
 札幌ノラの会 7月22日(日)10:00~ 7月29日(日)10:00~
話題提供: CoSTEP「札幌可視化プロジェクト」実習生
内  容: 野良〇〇といえば何を思い出しますか?社会と科学との接点を考える「札幌可視化プロジェクト」実習。北大で行われているこの実習では,札幌で見過ごしてしまいそうな「ノラ」な風景を写真に収めていく「ノラプロジェクト」が進行中。見ているのに,気が付かない日常について,受講生が収集した「ノラ」な風景と共に語り合いましょう。
 
 土の会 7月22日(日)15:00~
話題提供: 伊藤英臣さん(産業技術総合研究所 北海道センター 研究員)
内  容: 土の世界を研究している伊藤さん。土の中にいる“目に見えない微生物”の生き様や”目に見える生き物”との不思議でステキな関係を調べています。土って実はスゴイんです!
 
<差の酒の会詳細>お酒とおつまみで楽しむ会 各1時間程度 参加費2000円
 
 夢見るチーズの会 7月13日(金)19:00~ 7月20日(金)19:00~
話題提供: 小林和也さん(北海道大学オープンエデュケーションセンター 研究員)
内  容: 札幌市内で様々な謎の活動を行っている小林さん。今回は,食べると変な夢を見るというチーズ「スティルトン」を調査した自主活動の成果について話題提供してくれます。もちろん,スティルトンをつまみにお話しします。
 
 北海道のワインの会 8月4日(土)15:00~ 17:00~
話題提供: 曾根輝雄さん(北海道大学大学院農学研究院 教授)
内  容: 北海道のワインについて科学的観点から研究を進めている曾根さん。この会では、
実際に北海道のワインを試飲しながら、北海道におけるワインの歴史と現在に迫っていきます。