2019年03月10日

成果物

2018年度ライティング・編集実習の成果紹介(1)~書評企画~

 

2018年度のライティング・編集実習のメンバーは、学生3名、社会人3名。この6名がスタッフと共に、主に四つのプロジェクトに取り組みました。ひとつ目は「科学」に関する書籍の書評執筆。ふたつ目はFacebookページ「いいね!Hokudai」の記事作成。みっつ目はメディアデザイン実習と協働したVRコンテンツ「記憶の部屋」の制作。そして最後は20万円という予算の中で対象・媒体等をゼロから考える、通称「20万円」プロジェクトです。

 

これらの活動を通して、調べること、話を伺うこと、それを書き、伝え、残していくことを、繰り返し実践を通して学んできました。その成果物について、4回に分けて紹介します。

 

 

最初の成果紹介は書評執筆です。1人1冊、計6本の記事を、CoSTEPウェブサイト書評コーナーに掲載しました。

(今年度の6冊)

 

6月初旬、各自候補となる本を持ち寄り、口頭で紹介しあうことから企画は始まりました。6人集まれば様々な分野の本も集まります。どれも面白い本ばかりですが、今紹介する意義があるのか、著者の主張は妥当で紹介するに値するのか…などを考えながら各自1冊だけを選びました。

(本を肴に語り合う)

 

次は執筆です。まずは文量を気にせずに初稿を作成し、その内容をもとに、実習メンバー同士でピアレビューを行いました。本の内容は適切に紹介されているか、単なる要約ではなく自分の視点が過不足なく含まれているか、内容を盛り込み過ぎていないか等の観点から、何度もピアレビューを繰り返しました。

(遠友学舎でくつろぎながらピアレビュー) 

 

書評プロジェクトでは、既に文章になっているものを基に文章を書く、というタイプのライティングを行いました。先人が残している膨大かつ貴重な資源のうえに、書くという事が成り立っていること、まずは読むことを大事にすることなどを意識づけました。そしてなにより、持ち寄った本を通して実習メンバーの興味や考え方、「科学」の幅広さを知る機会になりました。

 

こうしてじっくりと時間をかけ、8月初旬に以下6本の書評を公開しました。

 

2018年08月06日【田渕久倫】

『感じる科学』 さくら剛(サンクチュアリ出版 2011)

 

2018年08月07日【小池優】 

『植物たちの静かな戦い 化学物質があやつる生存競争』藤井義晴(化学同人 2016)

 

2018年08月08日【神田いずみ】

『つくられた縄文時代 日本文化の原像を探る』山田康弘(新潮社 2015)

 

2018年08月09日【成田真由美】
『放射線のホント』 復興庁(2018)

 

2018年08月10日【望月貴文】

『発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ』小倉ヒラク(木楽舎 2017)

 

2018年8月11日【佐藤丈生】

『世にも美しい数学入門』藤原正彦・小川洋子(筑摩書房 2005)

 

 

2回目の成果物紹介では、「いいね!Hokudai」プロジェクトについて報告します。