2010年10月07日

活動報告

第53回サイエンス・カフェ札幌レポート 化石に秘められたミステリー 〜恐竜からのタイムカプセル〜

 

 第53回のサイエンスカフェは、北海道大学博物館の小林快次さんをお迎えして開催しました。

 

 

 当日は、低い雲もなく上空にうっすらと巻雲がかかる薄曇り。柔らかい日差しが 降りそそぎ、最高気温が19度と、それまでの暑さを忘れてしまうくらいの過ごしやすい日和でした。

 

 

 ゲストの小林さんは、さわやかな笑顔と子供のような純真な瞳が印象的な方でした。実は、前日に モンゴルの発掘調査から札幌に帰ってきたばかり。そんな疲れを微塵にも感じさせないタフさに、札幌という都会でぬくぬくと生活しているひ弱なスタッフ陣は、本番直前の打ち合わせから終始圧倒さ れっぱなしでした。

 

 

 

 小林さんの話は、恐竜が誕生した頃の話から恐竜の絶滅の話まで、最新の恐竜研究の成果を明らかにするものばかりでした。鳥類が恐竜に定義される話は、スタッフの誰も知らなかったことで、日々 定説が変わっていく恐竜研究の進歩の早さに驚きました。

 

 今回のサイエンスカフェでいつもと違ったのは、多くの親子連れが来場してくださったことです。 スタッフは、小林先生の話が「子供には難しいのでは」と危惧していたのですが、 その不安は子供たちの反応を見て解消しました。むしろ、子供たちの方が、新しいことをよく知っているのです。小林先生が、時折クイズのように投げかける質問に、子供たちが威勢良く手を挙げて答えている姿が、とても印象的でした。子供たちに喜んでもらうという一番の目標が達成でき、良かったと思っています。

 

 

 最後に、ハードスケジュールの合間を縫って札幌に帰ってきてくださったゲストの小林さん、休日に会場に足を運んでくださった来場者のみなさん、どうもありがとうございました 。

 

 レポート:望月隆史(本科生)

 

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 第53回サイエンスカフェ札幌 テーマ:化石に秘められたミステリー 〜恐竜からのタイムカプセル〜

 日 時:平成22年10月2日(土)16:30〜18:00

 会 場:sapporo55ビル1階インナーガーデン(紀伊國屋書店札幌本店正面入口前)

 ゲスト:小林快次さん(北海道大学総合博物館 准教授/古生物学)