2011年01月21日

授業レポート

『共感』と『行動』を促す社会活動の仕組み

 

 1月12日の講義は、環境NGO ezorock代表理事の草野竹史先生を講師としてお招きし、若い人たちとの対話を通して社会の問題を解決していくezorockの仕組みについてお話しいただきました。

 

 

草野先生は、大学で環境経営学を学ばれた後、コンサルティング会社に入社。その後、環境NGO ezorockを設立されました。ezorockの一番の特徴は、平均年齢23歳という若者中心の環境団体である事です。小樽ワインカーニバルでのゴミの問題など、地域が抱える課題を若い人たちと一緒に考え、解決していきます。ezorockでは、環境問題の影響は一世代だけに現われるものではなく、世代を越えて現われるものだと捉えています。現在20代の若い人たちは、あと40年で社会における意思決定の中心世代となります。その間、地球の環境がどのように変化し、変化が自分たちの人生にどのような影響を与えるのかは分かりません。草野先生は、それこそが大きな問題だとおっしゃいます。これからを担うのは若い人たちです。しかし、その影響を自分たちでは決められないという現状があります。このような世代間のギャップを埋めるには、若い人たちの声を社会に届けるところから始める必要があります。そのための仕組みがezorockです。
ezorockでは、活動に細く長く参加してもらうためにSNSなどのツールを活用しています。新しい活動の紹介から参加者の募集、活動報告までが全てSNS上のコミュニティで行われます。また、参加者は活動に直接関わるだけではなく、携帯を使ってアドバイスを送るという形で参加することも可能です。様々な活動の開始から終了までが参加者の目に見え、そこに自分の裁量で自由に関われるという点は、ezorockの大きな魅力だと思います。草野先生のモットーは、「win-win-next」です。
 

 

私たちにも、「next(次世代)」を意識して動き始めるときが来たのかもしれません。
 

リポート:一方井祐子(選科生)