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授業の内容

講義

モジュール1/科学技術コミュニケーション概論

科学技術コミュニケーションを行うのに必要な諸概念を学び、社会における科学技術コミュニケーションの望ましいあり方の全体像を展望し、科学技術コミュニケーターの役割を考えます。

5/14 科学技術コミュニケーションって何だ?
この一年皆さんが何度も口にすることであろう「科学技術コミュニケーション」という言葉。この言葉は、どのような必要性があり、なぜ生まれたのか? 今、誰にどのように捉えられているのか? 科学技術コミュニケーションを学び、自分自身がどのような科学技術コミュニケーターになるのかを考えるうえで、「科学技術コミュニケーションってなんだ?」という素朴かつ根源的な問いには、向き合い続ける必要があります。そのための材料を様々な事例から紹介します。
川本思心(北海道大学CoSTEP 部門長/理学研究院 准教授)
5/20 事例研究という方法
社会の中での科学技術コミュニケーションのあり方を考え、学び深めるための技法の一つに、事例研究(ケーススタディ)があります。多様な関係者の間で科学技術をめぐるコミュニケーションが問題となっている(いた)ケースを取り上げ、資料収集やインタビュー調査などを行い、それを通じて科学技術コミュニケーションに関する普遍的な論点について考察を深めるやり方です。講師が過去に実施した、「エネルギー政策に関する『国民的議論』」などの研究例も参照しながら、事例研究法のメリットや、活用のためのノウハウを概説します。
三上直之(北海道大学高等教育推進機構 准教授)
5/27 実践入門
CoSTEPのこれまでの実践活動を紹介しながら、必要とされる基本的なマインドやスキルについて解説します。良い食材があっても、調理と盛り付けがイマイチでは料理は台無しです。アイデアを形にし(企画)、レシピを作り(構成)、コミュニケーションをとり(協働)、美味しそうに盛り付ける(デザイン)。実践のプロセスで培われてきたCoSTEPのノウハウを、今後の活動の指針にできるようお話します。この講義は初の試みとして大学の教室を飛び出し、サイエンス・カフェの現場である紀伊國屋書店のインナーガーデンで行います。
早岡英介(北海道大学CoSTEP 特任准教授) 他
6/10 社会の中での科学技術コミュニケーターの役割 ―科学ジャーナリストを例に
科学ジャーナリストは科学技術コミュニケーターの職業の一典型です。科学に関する情報が複雑化・高度化する中で、その役割の重要性は増しているはずですが、現状では残念ながら十分な役割を果たしているとは言えない部分もあります。NHKの医療・災害担当記者としての経験をもとに、科学技術コミュニケーターが社会の中でどのような役割を求められているか、科学ジャーナリズムをめぐるいくつかの具体例を通して考えます。
隈本邦彦(江戸川大学 教授)
6/17 科学技術とアートが出会うとき
科学技術を理解することもアートを楽しむことも、同様に高度文明社会のリテラシーとされている。それにも関わらず現代では、その担い手が二分されている感がある。両者の邂逅にサイエンスコミュニケータが立ち会い、プロデュースし、それらが新たな第三の形へと「変換・翻訳」される手助けをするケースを紹介する。さらにその方法として有力な理論的・実践的手立てを検討し、サイエンスコミュニケーション研究と社会での実践、ビジネスとの連携を考えたい。
野原佳代子(東京工業大学 教授)

 

 

モジュール2/表現とコミュニケーションの手法

科学技術コミュニケーターとして必要な、様々な表現とコミュニケーションの手法について学びます。

6/24 プレゼンテーションで伝える
学会発表やアウトリーチを含め、様々な場面で活用できるプレゼンテーションの基本的な考え方、技術、スライドのデザインを学びます。 自分の伝えたいことをただ伝えるだけではなく、「伝える相手に対する想像力を養うこと」の重要性を理解してもらうことをこの講義の目的とします。このことは、単にプレゼンテーションに留まらず、科学技術コミュニケーション全般に通じる基本的な理念であると考えます。
古澤輝由(北海道大学CoSTEP 特任助教)/池田貴子(北海道大学CoSTEP 博士研究員)
7/1 サイエンスライティングの基礎
科学技術コミュニケーションにおいて、ライティングは重要かつ基本的なスキルです。まず、「てにをは」から「パラグラフ・ライティング」までの一般的なスキルをしっかりと身に付けましょう。さらに、科学や技術に関する話題を伝えるためのサイエンスライティングでは、科学的な事実を正確に書くだけではなく、読者対象やメディアの種類、社会的な背景を考慮した上で、何をどのように伝えるかを明確にしなければなりません。報道、広報、文化としての科学技術の普及など、ことばを使う科学・技術に対する活動の特徴についても解説します。
内村直之(北海道大学CoSTEP 客員教授/科学ジャーナリスト)
7/8 映像メディアと科学技術コミュニケーション
映像は、文字情報や論理に頼らない、直感的でユニバーサルな表現方法です。科学番組であれ、科学解説CGであれ、ベースは共通したロジックに基づいています。本講義では、そうした映像コンテンツ特有の「文法」とは何なのか解説します。また技術の多様化や機材の低価格化に加え、WEBによる情報発信もますます一般化してきました。研究者や科学技術コミュニケーターはどのように映像表現を生かすことができるのか。アートの側面からも映像表現のあり方に迫ります。
早岡英介(北海道大学CoSTEP 特任准教授)/朴炫貞(北海道大学CoSTEP 特任助教)
7/15 ウェブデザインのすゝめ
ウェブの世界では何らの資格を有さずとも、誰もが自由に文章、写真、グラフィック、音楽、映像などの表現活動を行うことができます。その要たるウェブサイトは効率的にユーザーに情報を届けられるツールです。科学技術コミュニケーターにとっても、重要な情報発信手段の一つといえるでしょう。本講義では講師のウェブデザイン分野における制作・運営実績を振り返りながら、円滑なコミュニケーションを実現するためのプロセスを学びます。加えて、代表的な表現のひとつであるグラフィックデザインを例に挙げ、その具体的な手法と科学技術コミュニケーションとの関係性も考えます。
村井貴(北海道大学CoSTEP 特任助教)/池田貴子(北海道大学CoSTEP 博士研究員)

 

 

モジュール3/学習の手法

科学技術コミュニケーターとして必要な、多様な「学び方」と「教え方」について学びます。

7/22 主体的な学びを引き出す「問い」のデザイン
ワークショップデザインやファシリテーションの成否を分けるのは、学習者に投げかける「問い」をいかにデザインするかだといっても過言ではありません。それでは、主体的な学びを引き出すための「良い問い」とは、どのようなものでしょうか。それは、どうすればデザインできるのでしょうか。本講座では、問いをデザインする方法論について、背景理論・実践事例・ワークを通して考えます。
安斎勇樹(東京大学大学院 情報学環 特任助教)
8/5 科学技術コミュニケーターの学び方
科学技術コミュニケーターは、日々学びを通じて、自らの知識やスキルや態度を向上させる必要があります。この講義では科学技術コミュニケーターに求められる「学び方」について学びます。1)何を学ぶのか、なぜそれを学ぶのか、2)どのように学ぶのか、なぜそのように学ぶのか、3)CoSTEPの講義、演習(集中演習)、実習はどのように関連しているのか、関連させればよいのかについて確認し、学びに向かう態度を身につけます。
種村剛(北海道大学CoSTEP 特任助教)
  社会の中で新しい学びの場を創出する
複雑性・流動性の高いIT系分野の事業環境のもとでは、多様な専門性や当事者性を臨機応変に組み合わせて問題を発見し、解決していく新しい仕事のスタイルが求められる。これを実現するための人材育成と組織開発にリーダーとして取り組んできた講師がその経験を紹介することによって、受講生自身が当事者として、科学技術コミュニケーションの領域における「自らの学び方」、そして「他者にとっての学習機会の創出」のあり方について考える。
 
*原則としてモジュール3の期間内にe-learningにて視聴すること。ただし、モジュール3の開始前に視聴することも可とする。
本間浩輔(ヤフー株式会社 執行役員、ピープル・デベロップメント統括本部長)

 

 

モジュール4/情報の分析と行動のための計画手法

科学技術コミュニケーターとしての実践に必要な諸情報を収集・分析・評価し、意思決定を行うための基本的な考え方を学びます。

9/9 プロジェクトマネジメントの基本的な考え方
科学技術コミュニケーション活動では、サイエンス・カフェや科学実験ワークショップのようなイベント開催や、科学コンテンツを伝えるウェブサイトの立ち上げ、行政やNPO等と連携して多くの市民に参画いただく活動など、多様なプロジェクトを進めます。限られた期間で目指す成果を出すために、どのようにプロジェクトを立上げ、何を計画し、マネジメントをすればよいか、プロジェクトマネジメントの基本的な考え方について学びます。
酒井麻里(日本ファシリテーション協会 理事・副会長/NECソリューションイノベータ株式会社)
9/30 さあ赤色下線がポンチ絵をグイッと占拠して右肩上がりグラフがドーン!
-科学技術とイノベーションをデータで「伝える」方法-
科学技術イノベーションにまつわるデータは、今日無料で入手することが極めて容易になりました。またオープンソースソフトウェアを用いることで、そうしたデータを無償で解析することも可能です。しかしデータは果たして、科学技術やイノベーションをどの程度「語って」くれるのでしょうか?この講義では科学技術に関連するデータやその分析手法をご紹介します。それらを踏まえ、データが伝えられること、伝えられないことは何か、議論したいと思います。
原泰史(政策研究大学院大学 専門職)
10/14 ゲーミングで知る社会のダイナミックス
コミュニケーションの際に、相手が何を考えているかを想像することは重要なことです。そのためには、人の思考や行動が、置かれた役割や地位などの社会的状況に影響を受けていることを理解する必要があります。しかし、実際には自分の思考が自身の社会的状況に拘束されていることに気づくことは存外難しいことです。この状況を理解するためには、役割演技型のゲーミングを通じて、自身の日常とは異なる役割になりきることで生じる行動や思考をたどる経験が重要になってきます。本講義では、ゲーミングを用いた研究例を紹介します。
大沼進(北海道大学環境社会心理学研究室 准教授)

 

 

モジュール5/トランスサイエンス

科学技術と社会の接点に生じる現実の具体的な問題について知り、問題意識を持つと同時に、それらの事例を通じてトランスサイエンスの複雑な構造を適切に理解する思考力を養います。

10/21 人工知能は私たちを滅ぼすのか-人とコンピュータの過去・現在・未来-
人間の様に知覚し、考え、行動する、人工知能の技術。今日、スマートフォンやインターネットに匹敵する、もしかしたらそれ以上のインパクトをもたらすパラダイムシフトを起こしつつあります。こうした人工知能を始めとする新しいテクノロジーと、私達はどのように関係をつくればいいのか。長年、人間とITの関係のデザインについて研究や事業に取り組んできた経験から、みなさん自身で考え、話し合っていくためのヒントを提供します。(予定)
児玉哲彦(Amazon Japan UX Product Manager)
10/28 ヒト胚を操作する医療を考える
試験管内で受精させ、胚を育て、女性の子宮に移植する科学技術は、体外受精に代表される生殖医療として、すでに40年近く使われています。この医療は不妊に悩む夫婦に子を持つ可能性をもたらしましたが、様々な社会問題も生みました。その主な理由は、ヒト胚の操作技術が個々の夫婦の家族形成の希望を叶えるように使われ、一方で操作対象の胚は胎児、人と倫理的地位が変化していくためです。生殖医療をモチーフに、技術が社会規範の不明瞭な領域に応用される際に、留意すべき観点は何か考えます。
石井哲也(北海道大学安全衛生本部 教授)
11/11 農業技術とデュアルユース
化学肥料や農薬、そして内燃機関(トラクター)などの農業技術の登場により、農業のあり方だけではなく、農民の意識、そして人々の食生活は大きく変わりました。中でも、19世紀後半以降のドイツは農業の工業化に最も成功した国の一つでした。一方、第一次大戦中にドイツは76万人もの餓死者をもたらす飢饉にみまわれ、この飢饉が、のちの国家体制に影響を及ぼすことになります。農業技術の発展が、人々の生存や生活様式、社会や国家に与えた事例について、歴史学の視点から俯瞰することで、農業技術および科学技術のデュアルユース性を捉え直します。
藤原辰史(京都大学人文科学研究所 准教授)
  6年目の福島からリスクコミュニケーションを考える
福島第一原発事故によって降り注いだ放射性物質。直接的に人間に与える影響は科学的に不明な点も多いが、間接的に巨大な負のリスクを周辺地域にもたらし、今も住民の帰還を阻んでいる。事故から5年が経ち、記憶や関心の風化も進む中、科学コミュニケーターが果たすべき役割とは何か。また、見えてきたリスクの全貌はどのようなものなのか。福島の農林水産業の復興に必要なリスクコミュニケーションについて考える。
 
*原則としてモジュール5の期間内にe-learningにて視聴すること。ただし、モジュール5の開始前に視聴することも可とする。
小山良太
(福島大学経済経営学類、うつくしまふくしま未来支援センター・産業復興支援部門 教授・部門長)

 

 

モジュール6/多様な立場の理解

科学技術コミュニケーターが多様な立場の個人や組織と連携する際に理解しておくべき、科学技術コミュニケーションに関わる主要なステークホルダーの立場について学びます。

11/15 URAー大学改革を担う経営マネジメント人材ー
URAはUniversity Research Administratorの略−各大学への運営費交付金は年々削減され、大学の機能は悪化の一途を辿っています。研究におけるイノベーションの必要性が叫ばれて久しいですが、今や大学経営にもイノベーションが必須となってきました。そんな中、北海道大学では平成26年、大学経営人材として新たに「URA職」を創設し、大学経営改革の中枢である大学力強化推進本部に「URAステーション」を設置しました。本講義では,激動の時代における「大学のリアル」を知っていただく機会として"第3の職"URAについて情報提供し、みなさんと「大学経営のあり方」について議論させていただきます。
江端新吾(北海道大学URAステーション 主任URA)
12/2
科学祭と「つなぐ人」の実際
講師は、函館地域で2009年から開催されてきた、はこだて国際科学祭の運営に携わってきました。この取組では大学や自治体が中核を担いながら、学校や研究機関、市民団体、企業などと連携し、地域ぐるみで多様な科学イベントを仕掛け、この催しに関わる人自身も学びながら広がっています。科学祭運営の中で大切なのは、多様な組織や個人をつなぐ役割です。実際の役回りを例に、コミュニケーターとして考慮すべきことや、つなぐことの価値についてお話します。
金森晶作(公立はこだて未来大学 特別研究員/サイエンス・サポート函館コーディネーター)
12/9 心のトーンをあげる環境づくり
「心のトーンを上げる空間づくりを目指し活動をしてきたARTCOCOの代表である講師は、パブリックアートを空間に設置することを通して、それぞれの立場の様々な想いと心を繋ぐ実践を重ねてきました。本講義では、医療機関や教育施設など、科学技術を利用する公共空間にアートを取り入れる環境づくりと、科学技術コミュニケーターとの関係や、科学技術コミュニケーションにおける今後の領域、可能性についても考えます。
吉岡恭子(株式会社アートココ 代表取締役)
科学ドキュメンタリーに出来ることとは
科学技術と社会の距離が劇的に変わりつつある中、どう科学と関わっていけばいいのか。NHK科学・環境番組部、スペシャル番組部ディレクターとして10年以上に渡る経験から、その手法を語る。「人工知能(テクノロジー)」「遺伝子・再生医療(生命科学)」「原発事故(社会と技術)」といった近作を通じて、取材の舞台裏や、制作の苦労話など、皆さんのお役に立つ情報満載でお送りしたい。
 
*原則としてモジュール6の期間内にe-learningにて視聴すること。ただし、モジュール6の開始前に視聴することも可とする。
中井暁彦(NHK ディレクター)

 

 

モジュール7/社会における実践

社会の中で科学技術コミュニケーションの領域を意欲的に開拓されている方々を招き、これまで歩んでこられたキャリア、活動の背景、現状、課題、原動力、将来の目標などについてお話を伺うことによって、自らのコミュニケーターとしての将来展望を描きます。

12/16 地域連携型環境研究プロジェクト「OKEON 美ら森プロジェクト」:そのデザインと実践
日本の生物多様性保全における重要地域である沖縄県。そこに内閣府の肝いりで2012年に開学したOIST。講師はそのOISTで、「OKEON美ら森プロジェクト」と名付けられた、自然環境モニタリング研究のコーディネータとなった。しかし、大資本の「新参者」が、政治的・歴史的に複雑な事情が絡む沖縄で、保全を掲げた生態学的研究を大規模に行うことは容易ではない。先進的な研究と地域社会が抱える課題とのはざまで、プロジェクトを育て、維持するには何が必要だったのか?その研究デザインと、実際の舵取りの一端を紹介する。
吉村正志(沖縄科学技術大学院大学(OIST)生物多様性・複雑性研究ユニット スタッフサイエンティスト/OKEON美ら森プロジェクトコーディネーター)
1/20 「気象予報”史”」から紐解く、科学技術コミュニケーション論
日本で初めて一般向けの天気予報が出されてから、130年あまり。「気象現象の予想」という科学を市民に伝える「生活に役立つ天気予報」は、日本でもっとも古いサイエンスコミュニケーション活動と言っても良いかもしれません。天気予報がどのような仕組みで一般市民に届けられ、今まで発展を遂げているのかを知ることで、科学と人間の関係性を考えてゆきます。また保育士としての活動や小学生対象のサイエンスカフェ、大学での授業やテレビ・ラジオで天気を扱う気象予報士としての経験から、科学リテラシーについても考えてゆきます。
奥村政佳(ミュージシャン、気象予報士、保育士、防災士)
1/27 「紙」が宇宙を創造する手法
折り紙は科学と芸術が表裏一体となった、日本の伝統的造形表現である。現代において新たに考案される折り紙の多くは、数学的発想に基づく“設計”が施されている。この手法は折り紙史における金字塔的作品「悪魔」の誕生によって確立された。それは、折り紙造形を展開された折り目によって分析するというものである。本講義では、折り紙を設計する具体的手法、折り紙と諸科学との関わり、折り紙を通じたアウトリーチ活動について伺いながら、科学技術コミュニケーションの新たな可能性を考える。
前川淳(折り紙作家)
2/3 対話とは何か?73億人と生物と無生物のまなざし、物語ること
“その瞬間、すすり泣く声が聞こえた。福島第一原発に比較的近い被災地で生じた震災がれき。静岡県島田市は放射線量が基準値を下回っていることを拠り所に、市内で燃やすことを決めた。傍聴席に響いた泣き声は、焼却場の近くに住む男性のものだった。” もしあなたが新聞記者だったら何を伝えますか? 私は震災後に突然、科学コミュニケーションの渦に飲み込まれました。新聞記者、科学館での科学コミュニケーター、研究所広報。コミュニケーションを軸に歩んだ10年間の経験を材料にして、対話とは何かについて一緒に考えてみたいと思います。
福田大展(東京大学宇宙線研究所 広報室)