光触媒×阿部竜 その光、もっと使います。
24/69

2.4実用化への壁23図2.9地球に届く太陽光のエネルギーが波長によって異なる様子。NRELのデータをもとに作成。でした。そのため、太陽光が地球に届けてくれるエネルギーのほんの一部しか利用できません。太陽光による水の分解を実用的なものにするには、光触媒が紫外光だけでなく可視光でも働くようにすることが、ぜひとも必要です。これまでの光触媒は、なぜ紫外光でしか働かなかったのでしょうか。第2.3節で説明したように、エネルギーの低い状態にある電子が、光からエネルギーをもらってエネルギーの高い状態へとジャンプする(励起される)ことで、光触媒としての働きが現れます。このとき電子は、禁制帯

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です