光触媒×阿部竜 その光、もっと使います。
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42第4章光触媒に挑む、阿部竜なく訪れて、5時間まったく休む間もなく、本当にヘトヘトに」なったと言います。2日目は研究室の学生に英語での説明を任せ、学生に貴重な体験の機会を与えました。参加者からは熱心な質問が飛び出し、阿部さんもびっくりするほどの反響がありました。2011年8月には、札幌駅近くの書店前で開催されたサイエンス・カフェ札幌に出演して、光触媒の研究について市民と対話をしました。サイエンスカフェとは、科学研究の内容やその意義について、科学者と市民が一緒にコーヒーなどを飲みながら気軽に話しあうイベントです。阿部さんは、小学生向けと大人向けの「2部構成」でサイエンスカフェを行いました。大学での研究は、一般の市民には「何をやっているかわからない」と思われがちです。そんな垣根を少しずつ低くしていくため、そして子どもたちには科学の楽しさや将来への希望を感じてもらうために、阿部さんは努力を続けています。気さくな雰囲気とわかりやすい話で、堅い「科学者」のイメージとは一線を画している阿部さん。これからもきっと、あちこちで科学の芽を育ててくれることでしょう。

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