光触媒×阿部竜 その光、もっと使います。
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52第5章身のまわりの光触媒図5.3灯、LEDは、紫外線をほとんど出していません。つまり、せっかくの「空気をきれいにする造花」も「抗菌タオル」も、太陽光があたらない限り、その効果が期待できないのです。部屋で使う日用品に応用するのなら、紫外線だけでなく私たちが明るく感じる光(可視光)でも働く光触媒を使う必要があります。光触媒の効果、特に物質を分解するというはたらきは、直接は目に見えないので、本当に効き目があるかどうか判断しにくいのも事実です。実際、1990年代の後半から続々と出回りはじめた光触媒製品の中には、効果があるのか疑わしい「まがいもの」も多かったといいます。このような「まがいもの」を排除して光触媒の品質を保証するために、2003年以降、光触媒製品の性能をテストして認証を与える日本工業規格(JIS)が次々に制定されました。2007年からは世界に通用する国際標準化機構(ISO)

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