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巨大地球断面図が総合博物館に出現!

2017年08月03日

 

明日8月4日(金)から10月1日(日)まで、北海道大学総合博物館では常設展示室新設特別企画「惑星地球の時空間」が行われます。この展示は地球化学の研究で知られる山本順司さん(北海道大学総合博物館 准教授)が4月に達成した、クラウドファンディングの挑戦「北大博物館に100万分の1スケールの地球断面図を作りたい!」のプロジェクトによって企画されました。

 

(地球断面図の前で出席者に力説する、山本さん)

 

展示のスタートに先立ち、クラウドファンディングで1万円以上の寄付をされた方向けの内覧会が7月下旬に開催されました。集まった20人ほどの出席者を連れて、山本さんは総合博物館の展示を一通り解説し、やがて100万分の1スケールの地球断面図が展示してある、3階のS301室へ。展示室に入ると、壁を覆い尽くすほどの巨大な地球断面図が目に飛び込んできました。このパネルは地球の中心から宇宙までを表現しており、よく目を凝らすと地球表面に3.7ミリの富士山があるなど細かいところに山本さんのユニークなこだわりが見られます。出席者にそのこだわりを細かく解説していく、山本さんの眼差しは宝物について話す少年のようにきらきらと輝いていました。

 

(3.7ミリの富士山についてにこやかに語る、山本さん)

 

今回のクラウドファンディングの当初目標は地球断面図でしたが、早々に目標を達成し、第2目標であった「4.6mの地球史カレンダー」も目指すことになりました。そして、そちらも無事達成し、完成したのが「地球の時間スケール」です。制作にあたり100本以上の論文を精査し、山本さんご自身で納得できたものだけを厳選し、地球史として記載したそうです。

 

(「地球の時間スケール」パネルはすべてのテキストが日英表記)

 

S301室の展示の最後には、今年の2月19日に山本さんがゲストとして話題提供した、第93回サイエンス・カフェ札幌「石の中の銀河 ~太陽系の記憶は地球深部に眠る~」で特別に制作された「地球石」がそっとおかれていました。

 

(サイエンス・カフェ札幌の三角ポップとともに展示されている、地球石)

 

内覧会の最後に、山本さんは寄付者の方々にお礼を述べながら、今回のプロジェクトの一環で生まれた著作「惑星地球の時空間」(中西出版)についての制作秘話にふれました。

 

(謝辞のパネル前で著作について語る山本さん)

 

たくさんの方々の応援によって実現した、山本さんの展示をぜひご覧になってください。展示が待ちきれない!という方のために、内覧会の様子をダイジェストでまとめた映像を用意しましたので、こちらも合わせてお楽しみください。

 

 

 

8月8日追記

onちゃんによる衝撃的テープカットの瞬間です!

 

 


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