みぃつけた


フクロウのいる風景

2019年06月25日

 

影法師が伸びはじめる夕刻間近。とある応接室の奥に、部屋を守るかのようにフクロウの彫刻が鎮座しています。木が持つ本来の色が周りの木壁に馴染んでいて、うっかり見過ごしそうになりながらも、じっと見つめるような目力や、いざとなったら飛び立ちそうな翼や鉤爪の表現が眼前に迫り、目を離すことができません。

 

 

この作品「フクロウ」は北海道が誇る彫刻家、砂澤ビッキの手になるものです。1984年に農学部附属演習林(現北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーション)が購入して、その応接室で大切に保管されてきました。自然とともに風化していくプロセス自体も作品と考えるビッキの作品は、年月が経つと色の変化や自然による破損が激しいのが特徴です。しかしこの作品は室内で保管されてきたため、制作された当時の雰囲気を綺麗に残しています。置かれた環境に合わせて年月を重ねる彫刻作品、その生き様が見られました。

こちらの作品は残念ながら一般公開はしていません。ですが奇しくも砂澤ビッキの展示会が現在、札幌芸術の森美術館と本郷新美術館で6月30日まで開催されています。自然とともに生きる作品を制作したビッキの世界に、入り込んでみてはいかがでしょうか。

 

 

この作品は、「フクロウ」という題目で、北海道が誇る作家、砂澤ビッキの作品です。1984年に農学部附属演習林(現北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーション)が購入して、大切に保管されてきたそうです。自然とともに風化していくプロセス自体も作品であると考えているビッキの作品は、年月が経つと色の変化や自然による破損が激しいです。しかしこの作品は室内で保管されてきたため、制作された当時の雰囲気を綺麗に残したままの状態でした。置かれた環境に合う形で生きる彫刻作品、その生き様が見られました。こちらの作品、残念ながら一般公開はしていないようですので、写真としてみなさんと共有します。

 

 

砂澤ビッキの展示は、現在札幌芸術の森美術館と、本郷新美術館で6月30日まで開催されています。自然とともに生きる作品を制作したビッキの作品世界に、入り込んでみてはいかがでしょうか。

 

取材協力:北方生物圏フィールド科学センター企画調整室


同じシーンの記事