歳時記


花壇さんぽ

2019年07月18日

 

盛夏を迎えたキャンパスは鬱蒼とした緑に包まれ、学生や教職員のみならず市民にも憩いと潤いを与えてくれます。しかし、この時期は花の乏しい季節でもあります。そんな中で、花壇は一面緑の世界に彩りを与え、一段とその潤いを増してくれます。今日の「いいね!Hokudai」で花壇をさがすお散歩にでかけてみましょう。

【林忠⼀・北⽅⽣物圏フィールド科学センター/いいね!Hokudai特派員】

 

まずは正門を入り、道なりに進むと左手に中央ローンが広がります。その前に鎮座するのが附属図書館本館。ここには階段の手すりに沿って花壇が設けられています。ガウラやラムズイヤー、リシマキアなどが咲いており、春から秋まで楽しめる構成になっています。

 

これらの花は冬に枯れて、また春になると芽を出す宿根草です。色鮮やかな花をつける一年草のような派手さはありませんが、毎年植える手間がかかりません。かといって放っておくと雑草や木が生えてきて始末に困ることもあります。でも、ここはよく手入れがされています。図書館にふさわしい花壇ですね。

(図書館利用者を迎え入れてくれる花壇は一服の清涼剤)

 

(宿根草で構成された花壇は、花だけではなく葉の形や色でも季節を通して楽しめます。

上からのっぽのガウラ、ひとつとばして、綿毛に覆われた葉を持つラムズイヤー、赤褐色の葉のリシマキア)

 

図書館をあとにして中央ローン沿いの道をさらに進み、クラーク像のある十字路を左折すると、正面に見えるのがクラーク会館です。ここにも可愛いアクセントポイントがありました。正面玄関入り口の看板下のプランターがそれです。規模はとっても小さいですが、お花が有ると無いでは大違いです。

(コンクリートとアスファルトに固められた一見無機質なクラーク会館)

 

(看板の根締めにビジョナデシコのプランターがアクセントになっています)

 

クラーク会館を右折すると、すぐに大学文書館が見えてきます。過去の資料や写真など、北大の歴史を調べるときにはいつもお世話になる場所です。1階には常設展示や企画展示の場所もあります。

スタッフは気持ちよく施設を利用してもらおうと、手弁当で仕事の合間を縫って花壇の世話をしています。北大の歴史に興味がありましたら散策がてら是非立ち寄ってみてください。そして丹精込めた花々もご覧ください。


(車回しの花壇には、ライラックやアジサイなどの花木、スズランやセイヨウオダマキなどの宿根草が植えられ季節感を演出しています。さらにペチュニアやコスモスなどの一年草の花苗が初夏から秋まで咲き続けます)

 

(エントランスでもペチュニアのフラワーロードがお出迎え)

 

道を少し戻ってメインストリートを北進します。イチョウ並木を横目にさらに進むと、右手に医学部の建物が見えてきます。建物の前に広がる車回しの内側には、イチイの生け垣とベンチがぐるりと配置され、その中心には噴水があります。そこにむかって一年草の花壇がのびています。

 

歩道から奥まっているため、ちょっと敷居を高く感じてしまいそうですが、噴水の音を聞きながらベンチでくつろぐのも良いかもしれませんね。

(噴水に向かって伸びる花壇に咲く、青いサルビア・ファリナセアと赤いサルビア・スプレンデンスが目に鮮やかです)

 

 


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