成果物
2017年度ライティング・編集実習の成果紹介(2)~書評企画~
2017年度ライティング・編集実習の成果紹介、二つ目は科学や科学技術コミュニケーションに関連する書籍の書評執筆です。1人1冊、計6本の記事を、CoSTEPウェブサイト書評コーナーに掲載しました。
(今年度の書評コーナーで紹介された6冊)
はじめに、各自候補となる本を5~10冊程度を持ち寄り、簡単に紹介しあいました。それらの本の中から、書評を執筆する1冊を選定して、執筆がスタート。
(本を紹介しあうだけでも、たくさんの気づきがあります)
(これらの中から厳選した一冊について執筆)
まずは各自が書きたいように初稿を作成。その内容をもとに、実習メンバー同士でピアレビューを行いました。出てきた意見をもとに修正、その修正稿をもとにピアレビュー…というサイクルを1ヶ月近く繰り返して、ブラッシュアップを重ねていきました。
(受講生同士のピアレビューの様子)
書評は読書感想文とは違い、ただ読んで感じたことを書けばいいというものではありません。読み手を想定して、どの本を紹介するかを「選ぶ」。しっかりと内容の本質をつかめるまで「読む」。その内容を正当に評価し、魅力が伝わるような文章を「書く」。書評の作成を通じて、3つの複合的なスキルを磨きました。
こうして完成したのが以下の6つの記事です。
2017年08月07日【福嶋篤】
『人工知能の核心』 羽生善治, NHKスペシャル取材班(NHK出版 2017)
2017年08月08日【林忠一】
『いきものもどき 世の中の「もどき」vs「本家」な生き物が大集合!』山村紳一郎(誠文堂新光社 2009)
2017年08月09日【中谷操希】
『科学は誰のものか~社会の側から問い直す』平川秀幸(日本放送出版協会 2010)
2017年08月10日【大谷祐紀】
『神様のカルテ』 夏川草介(小学館 2011; 2013; 2014; 2015)
2017年08月11日【岩崎祥太郎】
『大震災のなかで 私たちは何をすべきか』内橋克人編(岩波書店 2011)
2017年8月12日【鈴木夢乃】
3回目の成果物紹介では、「記憶の部屋」プロジェクトについて報告します。