2019年12月15日

イベント案内

1/26(日)討論劇と評決ワークショップ "わたし"は機械で取り戻せるのか?〜討論劇で問うブレイン・マシン・インターフェース開発の是非〜を開催します

 

 

人工知能やゲノム編集の進展に伴い、科学技術を用いて現代社会の課題を解決するために、人文科学の研究が不可欠となってきました。2020年には、法の対象を「科学技術」に限定し「人文科学のみに係るものを除く」としている科学技術基本法の規定が改定され、2021年度からの「第6期科学技術基本計画」の方針にも反映される見込みとなっています。

 

CoSTEPの対話の場の創造実習は、2015年度から、受講生と一緒に、演劇を用いた科学技術コミュニケーションを試みています。劇中の登場人物は、それぞれが考える「未来の社会において達成されるべき価値」を表現します。そして、価値に沿った科学技術の利用のあり方を観客と一緒に考えていきます。

 

 

今回は、札幌市資料館の刑事法廷展示室(旧札幌控訴院)にて、脳の認知機能を補完するためのブレイン・マシン・インターフェースの開発が計画された未来を想定した「討論劇」を実施します。その後、観客のみなさんとともに、そのような装置を受け入れてよいかどうかを考え、判断を下す、ワークショップを行います。
人数に限りはありますが、サイエンスと人文科学の融合である、演劇を用いて科学技術コミュニケーションを行う試みにご興味のある方は、ぜひご参加下さい。

 

 

〜討論劇あらすじ〜

 

「脳神経科学推進法」が制定された2030年の日本。社会的に影響が大きい脳神経科学研究の是非を市民が議論し、研究を進めるかどうかを決める場として「脳神経科学研究についての市民法廷」が実施されることとなった。脳の認知機能を補完するためのブレイン・マシン・インターフェースの開発について、肯定する側と否定する側の証人が、市民陪審である観客へと訴えかける。さて、市民法廷はどのような判断をくだすことになるのだろうか。

 

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討論劇と評決ワークショップ
"わたし"は機械で取り戻せるのか?〜討論劇で問うブレイン・マシン・インターフェース開発の是非〜

 

【日 時】2020年1月26日(日) 14:00〜16:00(開場13:30)
【場 所】札幌市資料館(札幌市中央区大通西13丁目、011-251-0731)
刑事法廷展示室(http://www.s-shiryokan.jp/floor/01-3sapporo.htm
【主 催】CoSTEP対話の場創造実習 劇団 DoSTEP 2019
【共 催】札幌市資料館
【参 加】無料、評決ワークショップ参加希望者はフォームでの事前登録

評決ワークショップは定員に達したため締め切りました。ありがとうございました。

*ワークショップの内容は研究報告のため録音・録画を行います
【連絡先】:tanemura(A)costep.hucc.hokudai.ac.jp

 

【プログラム】40分ほどの討論劇を鑑賞後、ワークショップ参加者は、陪審員として議論の対象となった「ブレイン・マシン・インターフェースの開発」の是非について評決を行います(50分)。その後、評決の発表と討論劇のエンディングが上演されます。ワークショップに参加せずに討論劇のエンディングを見たい方は、その間お待ちいただくことになります。ご了承ください。


*このイベントは科学研究費助成事業「演劇を用いた科学技術コミュニケーション手法の開発と教育効果の評価に関する研究(基盤研究C 19K03105)」(研究代表:種村剛)の助成によって実施されている。