イベント案内
第115回サイエンス・カフェ札幌|オンライン 「氷のしらせ、地球の未来 ~科学者とアーティストが見た自然~ 」動画公開
ライブ配信が中止になったサイエンス・カフェ札幌。当日の動画を公開いたします。
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【ライブ配信中止のお詫びと後日配信のご案内(12月19日(土) 17時30分)】
本日のライブ配信中に配信システムに問題が発生し、イベントライブ配信を中止しました。
ライブ配信にご参加いただきましたみなさまにおかれましては、多大なご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。
本日の収録内容は、後日、オンラインでの配信をさせていただきます。
ご視聴方法等は、本ページやCoSTEPの公式SNSより改めてご案内いたします。
今後、こういったことのないよう、事前確認等を徹底し、再発防止に努めて参ります。
大変申し訳ございませんでした。
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自然環境を守るために私たちに何ができるのか。多くの人が一度は考えたことがあるでしょう。しかし、何ができるのかを理解するためには、まず、自然環境を見つめ、その姿を把握する必要があります。今回のカフェでは、自然の真の姿を探究する研究者とアーティストの二人が語り合います。
青木茂さんは北大初の第61次南極地域観測隊の隊長をつとめた科学者です。南極観測船「しらせ」に乗って「トッテン氷河」を訪れ、南極の海底地形の姿を明らかにしようとしてきました。南極の氷が解けるメカニズムを解明し、将来の地球環境の変化を予測するためです。今回のカフェでは、青木さんが見た南極の姿、そして地球の未来についてお話しいただきます。
上村洋一さんは、世界各地でフィールドレコーディングを行い、作品を制作するアーティストです。斜里では流氷をテーマに、普段見ることのできない自然の姿や、人間の営みが自然に与える影響を作品として発表しています。今回のカフェでは、上村さんが作品に込めた意図、そして上村さんの見る科学(者)の営みについて、お話しいただきます。
ゲストの二人は、一方で科学的な思考によって、他方で芸術的な想像力によって、自然の姿に迫ろうとしています。そして、現地に赴いて自然に肌で触れてきたという共通点もあります。科学とアート――異質なものがつながり合うとき、自然のどのような姿を私たちは発見できるのでしょうか。その発見から私たちに何ができるのかに関するヒントが見つかるかもしれません。
*CoSTEP特別企画展「そりにひかれて〜アートと科学で環境をめぐる」の連携企画です。(https://sori2020.com/)
【日 程】2020年12月19日(土)17:00~18:30
【場 所】(中止)北海道大学 総合博物館からオンライン配信
※収録内容は、後日、オンラインで配信いたします。
視聴方法等は、改めてこちらのページよりご案内いたします。
【テ ー マ】環境
【ゲ ス ト】青木茂(北海道大学 低温科学研究所 准教授)、上村洋一(アーティスト)
【聞 き 手】朴炫貞(北海道大学 CoSTEP 特任助教)
【主 催】北海道大学CoSTEP
【後 援】北海道大学総合博物館
【連 携】北海道大学 TERRACE
【募集人数】人数制限なし
【参 加 費】無料
【申込方法】事前申し込み不要
青木茂さん
北海道大学 低温科学研究所 准教授
専門は海洋物理学、極域海洋学。 日本学術振興会特別研究員を経て、1995年から国立極地研究所南極圏環境モニタリング研究センターに助手として勤務。2003年より現職。1997年に第39次日本南極地域観測隊に越冬隊として参加して以来、合計9回の南極観測航海を経験。IPCCの第5次評価報告書に主執筆者として参加。2018年北大初の南極地域観測隊長を務める。趣味は音楽、男料理。