2020年12月09日

活動報告

CoSTEPスタッフが科学技術社会論学会で報告を行いました

 

2020年12月5・6日、科学技術社会論学会第19回年次研究大会がオンラインで開催されました。科学技術社会論(STS)は科学技術コミュニケーションに関連する学術分野で、毎年CoSTEPスタッフも発表しています。今年は川本が報告者および共同研究報告者、ディスカッサントとして、種村が報告者として参加しました。また、川本・種村の両名がオンライン大会実行委員会として、CoSTEP受講生5名が、サポートスタッフとして関わりました。

(東京・大阪をオンラインで結んで初日朝に打ち合わせをするスタッフ一同)

 

川本は、6日のオーガナイズドセッション「コロナ禍のSTSの役割と専門家交流」にディスカッサントとして参加し、登壇者の発表をうけて、科学的・法的な専門性が高い情報を取りまとめて発信すること、フォーラムをゆるやかに継続し、次に備えること重要性についてコメントしました。また、6日の第4セッション「デュアルユース」では『デュアルユース概念の科学技術社会論的検討』として報告を行いました。デュアルユース概念には「軍民両用性」と「用途両義性」の二つの意味があり、軍と民をつなぐ、バウンダリーオブジェクトとして機能していることを検討し、改めて用途両義性概念に注目すべきことを指摘しました。

 


種村は、6日の第4セッション「科学コミュニケーション実践」にて『先端科学技術の社会実装をテーマとした演劇脚本の制作〜科学技術コミュニケーターと脚本家の協働プロセスの参与観察を通じて〜』と題して、先日行った対話劇「インヴィジブル・タッチ」の制作過程に生じた、参加者の接触確認アプリ(COCOA)に対する意識・行動変容について報告しました。

 

本学会にはCoSTEPの受講生による発表や、過去にCoSTEP講義等で講義していただいた方々の参加があり、議論をしつつ科学技術コミュニケーションについての知見を交換することができました。