2009年12月11日

成果物

ラジオ第166回:2009年12月11日

 

サイエンス・カフェ特集

草原からの便り〜モンゴルで見える地球環境の変化〜

ゲスト: 宮真(みやざき しん)さん(北海道大学大学院地球環境科学研究院GCOE特任助教)

 

 

◆「草原からの便り」〜モンゴルで何が見えたのか?
第49回サイエンス・カフェ札幌「草原からの便り〜モンゴルで見える地球環境の変化〜」(2009年12月5日;sapporo55ビル1階インナーガーデン開催)の様子をお届けします。
当日は寒い雨ということで心配しましたが、たくさんのお客さんに来ていただくことができました。

 

会場の様子 大きなクリスマスツリーがありました

 

受付の様子 百瀬雪絵さん(左)と応援団の一星礼(いちほしゆき)さん(右)
クリスマスの雰囲気を演出

 

宮真先生(左)と司会の近藤奨(つとむ)さん(右)

今回はモンゴルで16年間に渡り、気象や水文に関する観測を続けてきた、北海道大学地球環境科学研究院の宮真(みやざき・しん)先生がゲストです。
乾燥地帯の水循環が草原の生長量にどのような影響をもたらしているか、といった科学的なお話を中心に、モンゴルの人たちとの触れあいを通して学んだこと、そしてモンゴルと日本を結びつけるためにどのような活動をしようとしているかなど、研究にとどまらず幅広く活動されている宮さんの、興味深いお話を伺いました。

 

モンゴルで自ら撮影したインタビュー映像をもとに話をする宮崎さん

そもそも宮先生が専門とする水文気象学とはどのような研究分野なのか?現地ではどんな機材を持って行って、どのような観測を行っているのか?
こうした内容について、スライドだけでなく、豊富な写真や映像も用いて、分かりやすく解説していただきました。そして何より、宮先生の自己紹介にもあるように、声が大きくてはつらつとした様子で語りかける宮崎さんにすっかり乗せられて、元気で明るい雰囲気のサイエンスカフェになりました。

また会場では宮﨑先生が編集長をつとめる「日蒙環境ソニン(モンゴル語で新聞の意味)」の記念すべき第1号が配られました。まずモンゴルと北海道を比較しながら、モンゴルという国について知ってもらおうという、興味深い特集が組まれています。「日蒙環境ソニン」は、北海道環境サポートセンター(札幌市中央区北4条西4丁目 伊藤・加藤ビル4階)ほか、市内各所にて配布しています。第2号は、2010年3月発行予定です。

 

PC操作を務めるサンタ(山中康裕)さん、
進行ディレクターはトナカイ(坪田陽一)さんでした

 

質問カードを集める川島奈那子さん(右)と近藤さん(左)

 

お客さんにカードを選んでもらう百瀬さん

今回はタイトルを一文字ずつ貼りだしたポスターに仕掛けがありました。後半の質問コーナーでは、少しこれまでとは趣向を変えて、コミュニケーションタイムというコーナーを設けました。会場のお客さんがカードを引いてランダムに項目を選ぶことで、進行にハプニング性を持たせてみたのです。カードは百瀬さん手作りのポストカードで、引いた人にプレゼントしました。
こうすることで、参加意識をもってもらい、お客さんと双方向のやりとりができるのではないかという、メンバーのアイデアです。
「草原からの便り」という7文字が、それぞれ質問コーナーや、文化の違いに関するトーク、気候変動のトークといった項目に相当しています。さて、この新しいアイデア、うまくいったのでしょうか?詳しくは、番組で百瀬さんの感想を聞いて下さい。

 



◆ポッドキャスト収録の様子
サイエンスカフェ特集として、会場でのお話をもとに、北大内のスタジオでポッドキャストの収録を行いました。CoSTEP第5期 本科でカフェ4班のメンバー、近藤奨(つとむ)さん、川島奈那子さん、百瀬雪絵さん、5班の三原義広さんが参加しました。そして、カフェの本番からわずか3日後、その後に東京・上野で開かれるサイエンスフェスタという大きなイベントを目前に控え、大忙しの宮先生も、この収録のために時間をとってくださいました。

 

左は宮先生、右はメイン司会の近藤さん

宮崎さんは、ラジオは聴衆の顔が見えないから緊張しないかと思いきや、小さなアナウンスブースの中で4人のトークで番組を作り上げる作業は意外と緊張したとおっしゃっていました。しかし、相変わらず大きく元気な声に、思わずつられてみんなもいつもより笑顔で話せていたように見えました。

 

怒濤のサイエンスカフェ実習、お疲れ様でした!
そして宮先生、本当にありがとうございました!

ぜひ、番組をダウンロードしてお聴きください。