チェックイン


秋の収量調査 ~札幌キャンパスの“変わらない”研究風景~

2020年10月06日

 

ぐんと秋めいてきた札幌キャンパスの清々しい朝。リアカーを引く学生に出会いました。研究のために水田に向かっているとのこと。健康な稲を育てるための研究を進めている、土壌保全学研究室と土壌学研究室の活動にお邪魔し、昨年と今年の違いについて聞きました。

 

(調査道具を載せたリアカーと共に農学部裏の道を水田に向かう学生たち。)

 

目的の水田はポプラ並木の東側にありました。

 

(広々とした圃場。眠気も一気に吹き飛びます。)


後を追うように、研究室を主宰されている石黒宗秀さん(農学研究院 教授)が農作業用の小型トラックで登場しました。

 

(真っ赤な小型トラックに乗り微笑む石黒さん。)


石黒さんに、研究のこと、そして、昨年と今年で変わったこと・変わらなかったことについて伺いました。

 

 

――今日はこの水田でどのような活動をされるのでしょうか?

もう収穫ですので、収量調査と生育調査をしています。無肥料・無農薬のものと、従来の量の肥料・農薬を使ったものなどとで比較しています。

 

 

――研究室の活動で、昨年と比べて変わったことはありますか?

変わったことは、やはり、ゼミや勉強会ですね。これは集まるとまずいので、Zoomを用いて、全てリモートでやっていました。

 

 

――変わらなかったことはありますか?

実験とか、特に圃場は「密」になりませんので、コロナウイルス感染に気を付けながら、今まで通りやってきました。「感染に気を付けながら」という点は変わりましたけれども、作業自体はそんなに変わらないです。幸い、圃場はすごく広いですから。

 

 

コロナウイルス感染症の問題が騒がれている昨今。授業のオンライン実施をはじめ、大学における研究・教育の様相は大きく変わりました。その一方で、「感染に気を付けながら」も、昨年と変わらない研究活動を続けている研究者・学生たちもいることを知ることができました。

 

札幌キャンパスの“変わらない”研究風景に出会えた秋の朝でした。

 

(放物線を描くほど実った稲穂。)

 

さあ、これから収穫。秋深まる中で、新しい研究結果が出ることが楽しみですね。


【小林良彦・CoSTEP特任助教】


同じシーンの記事