北大キャンパスを歩いてみると、いつも通る道の手前に、何か白い気配が感じられました。近づいてみると、なんと大きな白いキノコが一つだけ、ポツンと生えていました。涼しくなった風とともに、秋を感じる瞬間でした。
このキノコについて調べ始めたら「ドクツルタケ」という、食べると死亡する危険性のあるキノコとのことでした。英語名はデストロイング エンジェル(destroying angel)、つまり破壊する天使、または殺しの天使とも呼ばれるようです。平和そうな顔の裏には、強い毒性があることに驚きました。非常によく似ているキノコの中に「シロオオハラタケ」もあるようですが、区別することが難しいため、手を出さない方が良いと思います。
実りの多い季節、秋。森の恵みを楽しむには、注意が必要ですね。