1000km旅してないかも 連日の雨で大野池の雪はすっかり解け、マガモがひなたぼっこできる季節がやってきました。もうそろそろ繁殖期に入ります。 札幌ではマガモの子育ては春夏の風物詩ですが、実は本州以南では子ガモをみることができません。春先に、ロシアなどの北方に渡っていってしまうためです。秋になるとまた1000km以上の航路を渡ってきて、冬の間だけ日本で過ごします。 一方、北海道、特に札幌にいるマガモの多くは渡りをしない「留鳥」なので、年中見ることができるのです。こんな穏やかな春を過ごせるのは、ここだけなのかも。