たくさんの素晴らしい作品をご応募いただき、誠にありがとうございました。いいね!Hokudaiをご利用いただいているユーザーの皆様からの投票(一次審査)と実行委員会による審査(二次審査)を経て、以下の作品が入賞となりました。
第1位 Takashi Tokumaruさん「陽光浴びて」
【実行委員評】
やわらかな春のひざしが、白樺を包み込んでいる様子をとらえた作品です。後ろに見えるのはモデルバーンの建物ですね。季節感と自然と北大のシンボリックな建物をうまく切り取っています。
第2位 Eisuke Hayaokaさん「新米父さんも子育て大忙し」
【実行委員評】
親鳥が餌を加えて、まさにこれからヒナに届けようとしているところを写してくれました。後ろに見える、青々とした熊笹が目にも鮮やかですね。
第3位 Ryuichi Yanagiyaさん「恵迪寮へのみち」
【実行委員評】
入学シーズン、新入生の中には新しく恵迪寮に入る学生もいることでしょう。恵迪の森には、寮までの道案内の看板がこのような形で吊られています。これもまた春のワンシーンですね。ちょっと傾いているいるのはご愛嬌。
第4位 Shinichirou Hasegawaさん「モデルバーンの池で見つけた水と氷と雪」
【実行委員評】
大野池もそうですが、ここモデルバーンの池は冬の間、凍り続け、その上に雪が積もっていました。寒さが徐々に緩むに連れ、氷は水になり、雪も少しづつ縮んでいきました。水と氷と雪のグラデーションが春の訪問を予感させますね。素晴らしい作品です。
第5位 Takashi Tokumaruさん「水辺で告白」
【実行委員評】
ここはどこの水辺でしょうか。カモがなにか囁いているように見えますね。水面にはやわらかな日光が降り注ぎ、癒やしの空間を作っています。鳥たちも憩いを求めてやってきたのでしょう。
【全体評】
テーマは「耳をすませば、春の足音」ということで、春がやや遅くやってくる北海道の4月を切り取った作品が集まりました。まだうっすらと雪が残っている様子が写り込んでいるのを見ると、北海道らしさを思わず感じてしまいますね。桜はゴールデンウィークあたりで咲くのだと思いますが、そこに向かって日々移ろってゆく春の足音をぜひ感じ取ってみてください。