札幌キャンパスの大野池では、白色やピンク色のスイレンが咲き始めています。
スイレンの花言葉は「信頼」「信仰」「優しさ」「清純な心」「甘美」。「信仰」は古代エジプトで太陽のシンボルとして親しまれていたことに由来するそうです。また古代エジプト文明が最終的に滅んでしまったことから「滅亡」という花言葉もあるそうです。
スイレンは漢字で「睡蓮」と書きますが、夕方になると眠るように閉じるハスという意味からつけられたそうです。日本名は「未草」(ヒツジグサ)」といい、未の刻(午後2時頃)に花が咲いたことからつけられたといわれています。
大野池のスイレンの周りをクロイトトンボがたくさん飛んでいました。スイレンの葉の上でじっとしていたり、カップルのクロイトトンボも多く見かけました。
クロイトトンボは、ちょっと見ただけでは見逃してしまいそうなくらい小さいトンボですが、水面に浮いているスイレンの葉の辺りをじっくり観察すれば見つけられると思います。体色は黒が基調ですが、オスの尾の先端にある2本の青いラインが目を引きます。飛んでいる姿は青く光る小さな宝石のようにも見えます。
大野池に立ち寄ることがあったら、スイレンの花を楽しみつつ、クロイトトンボを探してみてはいかがでしょうか。