たくさんの素晴らしい作品をご応募いただき、誠にありがとうございました。いいね!Hokudaiをご利用いただいているユーザーの皆様からの投票(一次審査)と実行委員会による審査(二次審査)を経て、以下の作品が入賞となりました。
第1位 Shinji Fujikawaさん「木と空と雲と」
【実行委員評】
どこまでも青く広がる空に向かって、枝が力強く伸びている様が日光に照らし出されています。葉は落ち切ったとしても、しっかりと大地に根を張り、来年に向けて力を蓄えている樹木の姿に、静かな活力を感じざるを得ません。ぜひ、年賀状に使いたい作品ですね。
第2位 Etsuei Furu-uchiさん「1986年頃、朝の北大キャンパス。メインストリート中央より南方を望む。雪景色の中颯爽と立つ、今は無き中央食堂前のポプラ並木の雄姿。」
【実行委員評】
30年前の作品です。今年の札幌は50年ぶりの大雪を記録していますが、この時もたくさん降っていたようですね。天に向かってまっすぐに雄々しく伸びるポプラ並木の側を歩きながら、北大生・教職員は研究に仕事に向かったことでしょう。当時の様子がよく伝わる作品です。
第3位 Yoshihiro Yamamotoさん「夕暮れのポプラ」
【実行委員評】
薄紫の空に浮かぶ太陽が、水面にゆらめきながら反射している様子があまりに美しい作品です。ポプラ並木の一帯は季節や時間帯によって、ダイナミックに色彩が変わっていきます。この一枚を撮るのに費やした撮影者の努力に敬意を払いたいと思います。
第4位 Masayuki Kouroさん「在りし日のポプラ並木(平成9年10月)」
【実行委員評】
19年前の作品です。色鮮やかなポプラが青い空に映えています。ポプラ並木に向かう、二人の人物の力強い足取りから明日への希望を感じます。Kouroさんは第1回に続いての入賞ですね。ぜひ今後も素晴らしい作品を応募してください。
第5位 Etsuei Furu-uchiさん「雨が上がったよ!虹が架かったよ!!」
【実行委員評】
美しい虹を北大キャンパスから捉えた作品です。端から端まで撮影できるのは広い北大だからできるのでしょう。年賀状として使えば、縁起がよさそうですね。Furu-uchiさんは2位の作品とともに2点が入賞となりました。おめでとうございます。
【全体評】
テーマは「年賀状に使える北大の写真」ということで、バラエティに富んだ作品が集まりました。年賀状だからといって、冬を扱う必要はありません。作品のどこかに「おめでたさ」が醸し出されていれば、テーマを満たしているといえるでしょう。
そういう意味では、1位、3位、5位の作品は太陽や虹を扱っており、おめでたい作品といえますね。2位の作品は今から30年前、4位の作品は19年前のものです。過去の美しいシーンはどれだけ時間が経過しても色褪せないものです。年賀状に使えば、当時一緒に北大で過ごした日々を同窓生と共有することもできますね。