札幌研究林苗畑で、一生懸命汗を流して土をふるいにかけているみなさん。その横には着々と袋詰めが出来上がっていました。みなさんは何のためにこの作業をされているのでしょうか。
実はみなさんは「きたみてガーデンSDGs農園」プロジェクトのメンバーでした。ふるいをかけた土は、北大キャンパスの落葉からできた腐葉土です。キャンパスの腐葉土を用いたSDGs農園を、総合博物館の中庭に設置し、教職員や学生、北海道マラソン組織委員会のみなさんで野菜を育てます。ここで育てた野菜は、北海道マラソンのカーボローディングパーティでランナーに提供したり、北大のミュージアムカフェぽらすでその野菜を使用したオリジナルメニューの販売を期間限定で行うことにし、キャンパス資源の循環を目指しています。
「きたみてガーデン」は北大の学生を主体とした総合博物
キャンパス内の新たな資源循環の在り方を、地域社会と考える第一歩として、まず土をつくることからはじめているとのことでした。この春綺麗になった土がもたらす実りのある秋の日々も、楽しみです。