メインストリートの賑わいからは少し離れた、人文・社会科学総合研究棟2階の奥まった一室。
「哲学・思想」という文字を見て、緊張しながらも部屋を覗いてみると、サークルのみなさんがとても明るく迎えてくださいました!
ここは、北大哲学・思想サークルの企画展示スペース。
北大祭では、サークルのみなさんが書いた文章をまとめた部誌の販売をしていました。
残念ながら、当初予定されていた「哲学カフェ」は今回は実施されませんでしたが、会員のみなさんとは気軽にお話しすることができます。
部屋の奥では、いつのまにか人生相談会が始まっており、来場者のお悩みに対して会員が熱弁を振るっていました。さらに、会員が「学チカ(学生時代に力を入れたこと)」エピソードを考えてくれるサービスも提供しているそう!
サークル代表の六車さんの言葉を借りると、“ゲテモノばかり”の会員のみなさんとお話しできる貴重な機会です!

サークルでは、普段も不定期に哲学カフェを開催しており、少し考えさせられるテーマについて、参加者それぞれの経験をもとに自由に対話する時間を設けています。
今年の新入生歓迎の企画では、「大学における学ぶとは?」をテーマにした哲学カフェが開催されました。
哲学カフェでは「参加者の方にモヤモヤした状態で帰ってもらうのが理想」と六車さん。
モヤモヤの解消を目指すのではなく、簡単に答えの出ない問いについて考え続けることに、哲学の本当のおもしろさがあるのかもしれません。
「哲学」と聞くと、難しそう、敷居が高そう、といったイメージもありますが、こうした身近な問いから周りの人と考えを共有できる機会なら、気軽に参加できそうですね!
哲学カフェは今後も開催予定があるとのことなので、次はどんなテーマでモヤモヤと向き合っていくのか、ぜひチェックしてみてください!