「単位 販売します!」

高等教育推進機構の廊下で、魅惑のフレーズに出会ってしまいました。
「単位」を製造していたのは、北大3Dプリンター研究会のみなさんによる「3Dプリント雑貨店」でした。
自前の3Dプリンターを使用して、さまざまな制作活動を行っているそうです。
教室内を見て回っていると、「単位」を発見!

「スマブラ(格闘ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ」)でスタッフの方に勝つと割引」という遊び心あふれるミニコーナーも。

ここ「3Dプリント雑貨店」では、なんと店内で実際に印刷が行われていました。作業中の3Dプリンターを見ていると、なんだかワクワク。
ちょうど印刷をしていたのは、シマエナガのストラップ。

シマエナガたちは平面なので比較的簡単に作れるそうですが、立体的なものになると難易度がぐっと上がるのだとか。
特に難しいポイントを伺うと、「浮いている部分を印刷する際にはサポート(支柱)を設計して印刷した後にはがすのですが、構造が複雑になるとはがすのが大変になります。角度を変えて寝かせることで印刷しやすくなったりと、いろいろ工夫があったりします」と教えてくれました。
今回の販売品の他にも、部室のドアストッパーなどの実用的なグッズも自作しているそう。
なんと、サークル紹介用のQRコードまでもが3Dプリンターで制作されていました。こちらを読み取ると、Xで北大3Dプリンター研究会の活動やこれまでの制作物を見ることができます。

「受注生産も受け付けられるかも」とのことでしたので、ご興味がある方はQRコードから相談してみてはいかがでしょうか。