昼の気温が氷点下にならない、12月の札幌としては暖かい日々が続いています。大雪の後に、溶けてしゃりしゃりするキャンパスの中に、ぽつんぽつんと雪だるまたちに出会いました。
思い切って笑っていたり、長くて細い腕を伸ばして踊りを披露していたり、クマに似ていたり、親子で溶けて印象が変わっていたり、松ぼっくりでおしゃれをしていたり、追いかける遊びをしていたり、気に傾いて休んでいたり… 名前をつけるどどんなものがいいのか、どんな性格なのか、この子を主人公にする物語をつくるならどんなエピソードがいいのか、想像することが楽しくて、ツルツルの雪道も平気で歩き回れました。
誰がいつ作ったのか分かりませんが、個性豊かな表情と体や、雪だるまのの周りは足跡で平らになっている跡を見ると、いつか溶けてしまうけど今を楽しむ気持ちが伝わって、ほっこりします。2022年も、あと少し。年越しできないかもしれないキャンパスで雪だるまたちとの思い出を、年末の風景として記憶にとどめてみるのはいかがでしょうか。