例年、北海道大学札幌キャンパスの大野池付近で観察されるカモ類の子育てですが、今年はマガモが高等教育推進機構の中庭でも子育てをしています。
中庭は校舎に囲まれた閉鎖空間になっているので、子ガモがネコやキツネに獲られる心配はありません。しかし、空からの攻撃には弱いうえに逃げ場がありません。カラスが子ガモを狙う姿もしばしば確認されています。つい助けてあげたくなりますが、これも自然の営みです。私たちが手を出して良いことではありません。
カモの巣立ちは孵化してから約2ヶ月後です。歯がゆいきもちもありますが、子ガモたちが飛んでここから出ていけるようになるまで、成長を見守っていきたいですね。そして来年はもっと良いところで子育てしてね!