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春に数えてしまうもの

春の札幌キャンパスは、色とりどりの植物たちが次々に姿を見せてくれる季節です。その中でも、ふと足を止めたくなるのが、花びらの数が気になるライラックと、葉の枚数が気になるクローバー。どちらも「見つけたらラッキー」と言われる、小さな発見の楽しみを与えてくれます。

キャンパス内では、淡い紫やピンクの小さなライラックの花が、少しずつ咲き始めています。花びらは通常4枚ですが、よく見ると、たまに5枚のものが混じっていることがあります。5枚のライラックは幸運の象徴とされ、見つけると願いが叶う、という言い伝えも。なかには6枚や7枚の花もありました。

一方、足元の芝生を見下ろすと、クローバーが青々と繁っています。こちらも通常は三つ葉ですが、四つ葉、五つ葉、さらには六つ葉まで見つかることもあります。クローバーの間に100円玉を置いて比較してみると、同じ四つ葉でも場所によって大きさが違っていました。四つ葉は「幸運」、五つ葉は「財運」、六つ葉は「名誉」——見つけた数だけ、少しずつうれしくなります。

どちらも、見つけたからといって何か特別なことが起きるわけではありません。でも、「あっ、あった」と小さく喜ぶその一瞬に、春の訪れを確かに感じることができます。忙しい日々のなか、少しだけペースをゆるめて、ライラックの花びらやクローバーの葉を数えてみませんか? もしかすると、あなたのすぐそばに、小さな幸運が咲いているかもしれません。

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2025.05.15

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