12月といえば、街がイリュミネーションで色彩豊かに光り輝く季節です。ここ札幌キャンパスでも、その光景を目にすることができます。メインストリートに面する、医学研究科・医学部医学科の管理棟を夜に訪れると、車寄せ上部の手すり部分に青色と白色のLEDが飾り付けられ、辺りを照らし出しているのが目に映ります。印象的なのは白色LEDです。上から下へ流れるようになっており、あたかも流星群が降り注ぐが如き幻想的空間を演出しているのです。12月14日~15日にかけてはふたご座流星群が観測できるとのことで、もしかするとそのイメージがあったのかもしれないですね。
視線をさらに上を向けると、三角破風(さんかくはふ:屋根のデザインの一種)が明るく照らされているのが分かります。ここには1923年建設の医学部旧本館の2階にあったレリーフのデザインを活かし、北大のシンボルであるエンレイソウの花があしらわれています。ライトアップされたエンレイソウの周囲をイリュミネーションで囲む、とてもステキな試みですね。