稲生千咲さん(理学院 修士1年)が一番伝えたいメッセージは「粘土には無限の可能性がある」ということ。
実は粘土鉱物は化粧品や紙など身近な生活に含まれています。断層に存在する粘土鉱物を調べることで、地震の起きるメカニズムを詳しく知ることができるかもしれないそうです。
稲生さんはいま、三重県で見られる中央構造線の地形を対象に、過去の地震を調べることで、日本列島の構造発達の歴史を調べています。日本列島の特性を理解することは、現在起こっている地殻変動の解明につながります。
粘土を通して地震の特性を明らかにする研究、ぜひ動画で御覧ください。
*動画を見る→http://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/cs/video/2015self2/inao/
この映像は、稲生千咲さん(理学院 修士1年)が、大学院共通授業科目「大学院生のためのセルフプロモーション2」の履修を通して制作したものです。
稲生さんの所属研究室はこちら
理学院 自然史科学専攻 地球惑星システム科学講座
亀田純研究室
http://www.sci.hokudai.ac.jp/grp/kameda/kameda-web/