大学に限らず校舎の裏側には、ふと時間の流れを強く感じる場所ってありますよね。
ここは看板置き場のようです。入学式や北大祭など、主に春先に使われていると思うのですが、冬の間はこのように収納されています。よく見てみると、経年による変色やペンキの跡など、一つ一つに個性があります。代々の先輩方による、工夫と表現の歴史が染み込んでいるのでしょう。
今はただ、冬の寒さをじっと耐え忍ぶ日々。春の訪れとともに、趣向を凝らした看板となって活躍する日を夢見て。
いつかどこかで見かけた時は、そっと労ってあげてください。