藤田恭之さんからのバトンは、瀧川一学さんに渡りました。
(※北大人図鑑 No.4は、クローズアップ#71 極北に針路をとれ ~北極海航路が拓く新時代~です。)
瀧川さんは、コンピュータに大規模なデータから学習してもらう、機械学習の理論と手法の研究者です。特に、化学物質の構造式など、さまざまなネットワーク構造を持つ、数値では表せないようなデータを対象としています。それらをどう集め、どう分析すれば役立つものにできるか、バイオインフォマティクスを始め、材料科学、社会科学など、さまざまな分野の境界領域で研究に取り組んでいます。
小学生時代に一時期住んでいたドイツでの経験、趣味の音楽、娘さんの成長とAIの哲学との結びつきとは?研究者の能力を最大限発揮できるように、人間が持つ熟練の経験と勘を、誰もが使えるツールを開発したい、という将来の目標についても語っていただきました。
それでは、映像を御覧ください☆
北大人図鑑 No.4 瀧川一学さん 詳細データ
3つのキーフレーズ:
1.ネットワーク構造をともなう機械学習~大規模データが異分野の境界領域をつなぐ~
2.ドイツ、音楽、娘の成長から感じるAIの哲学とは?
3.熟練の経験と勘を、だれもが使えるツールに
出身地/普段活動している地域:
香川県高松市/札幌市
所属:
北海道大学情報科学研究科
経歴:(大学、組織、部署、プロジェクトなど)
北海道大学 工学研究科 システム情報科学専攻 博士後期課程修了.
北海道大学 情報科学研究科 博士研究員(COE),
京都大学 化学研究所 バイオインフォマティクスセンター助教,
(京都大学 薬学研究科 医薬創成情報科学専攻 兼務),
北海道大学 創成研究機構 特任助教(テニュアトラック)を経て,
北海道大学 情報科学研究科 情報理工学専攻 准教授
趣味、興味関心、特技など:
建築探訪、音楽、青空駐車場の雪かき、旧字旧仮名本収集、存在論的ないし認識論的思索
お気に入りの本:
『デザインのデザイン』(原 研哉 著)
『マレー蘭印紀行』(金子 光晴 著)
『善の研究』(西田 幾多郎 著)
『文章読本』(谷崎 潤一郎 著)
『シンジケート』(穂村 弘 著)
『正法眼蔵』(道元 著)
参考情報:
大規模知識処理研究室
このページをご覧のみなさんへ:
バトンを頂いたヤス先生をはじめ、北大にはいろいろな面白い人たちが
いますのでぜひ他のページもチェックしてみてください!!
瀧川さんからバトンを受け取るのは誰でしょうか。次のバトンもお楽しみに。