今日は3月11日です。9年前のあの日、何をしていたのか覚えている方も多いと思います。それだけ衝撃的な日でした。被災地は今どうなっているのか? 災害からどのように身を守るのか? この悲劇を繰り返さないために何ができるのか、失った命に想いを寄せる日でもあります。
しかし今年は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、各地の追悼式なども中止、縮小されています。札幌でも、地下歩行空間で毎年行われている市民有志によるイベント「3.11 SAPPORO SYMPO」が中止となりました。
(今年は9年前と同じようにイベント中止が相次ぎ、人通りが少ないようです。
北2条広場のスクリーンでは被災地の「今を伝える写真展」が、本日まで配信されています。
全編はホームページで公開されているとのことです)
昨年度の様子。2019年3月11日14:46、地下歩行空間北3条広場にて黙祷。
<写真提供:3.11SAPPORO SYMPO実行委員会>
このイベントで、災害や防災に関する様々な資料を集めて、展示閲覧すると聞き、「いいね!Hokudai」も2018年の台風21号と胆振東部地震に関する記事をまとめた冊子を寄贈しました。残念ながら展示閲覧イベントも中止されましたが、寄贈された図書等は今後札幌エルプラザ公共4施設内で活用されるそうです。
あの時何が起こっていたのか記録すること、そして伝えていく行動が重要だと考えます。
(いいね!Hokudaiの2018年の災害に関する記事をまとめた冊子。
一般社団法人北海道ブックシェアリングによる災害や防災に関する図書・資料の収集に協力し、寄贈しました)
【成田真由美・CoSTEP修了生/いいね!Hokudai特派員】