6月中旬、札幌キャンパスの構内を歩いていると、足元にふわふわと白いものが積もっているのに気づきます。まるで季節外れの雪のようにも見えるこの光景。その正体は、ポプラの綿毛です。
広い並木道や林間には、ポプラの木が植えられており、この季節になると白く軽やかな綿毛を一斉に放ちます。風に乗って空中を舞い、やがてアスファルトの上や緑の木陰に降り積もります。
ポプラの綿毛は、種子を遠くへ運ぶための仕組み。ひとつひとつは軽く小さく、春から初夏にかけて、晴れた日には特によく舞います。
ポプラの綿毛が舞う風景もまた、札幌キャンパスの風物詩のひとつ。ぜひこの初夏のポプラの綿毛も楽しんでみてください。