【近藤智仁│2025年度CoSTEP受講生】
北海道大学の正門から構内に入ってすぐ左手にある「カフェdeごはん」と「北大オリジナルショップ」。多くの人が行きかう場所にあり、学生や北大職員から観光客まで、さまざまな人が訪れるカフェ&ショップです。

今回は、店長である佐藤凪夢さんにカフェdeごはんの魅力やイチ推しポイントを伺いました。

「人と話すのが苦手だった」——接客を選んだわけ
こんなにお若い方だとは思わず、驚きました
いやいやいや。私は全然なりたてなもので。最初から店長だったわけではなく、もともとここで社員として働いていて、それから店長になりました。
「カフェdeごはん」に入る前は何をされていたんですか?
前まではアルバイトという形で飲食店で働いていました。そこから別の就職先を探していて、「カフェdeごはん」を見つけました。カラオケ店や居酒屋、レンタルショップなど、いろいろな場所で働きましたが、どれも基本的に接客業関連の仕事ばかりやっていました。
人と話すのが好きだったんですか?
それが苦手だったので、接客を始めたんですよ。もともとめちゃくちゃ人見知りで、初めて会う人とはしゃべれなくなるぐらいだったので、そこをどうにかしたいなと思いました。それで、いろんな人と話ができるようにホールの仕事に入ったんですけど、知らない人と関わる中でいろいろな気づきを得られて、意外と楽しいなって思って、今はずっと接客一筋です。
北大の中で、北大を推す
カフェdeごはんで、大切にしているこだわりはありますか?
北大の中って結構特殊なんですよね。他の店舗と違って、北大食材を使って、北大を売り出すみたいな料理をやってたり。
ランチだと、北大産の食材を使ったスープカレーや短角牛を使ったボロネーゼ、モッツァレラチーズを使ったマルゲリータとかがありますね。あとは、アフタヌーンの時間帯だと、北大卵を使ったパンケーキも出しています。
北大卵を使った料理や、北大牛乳のソフトクリームもありますよね。
北大の中なので、北大を推すのがメイン。やっぱり他のお店と違って、ここは妥協できない場所です。もちろん北大にはおいしい北大卵もありますし、ぜひ買ってくださいという意味も込めて推しています。
北大牛乳の方も、北大マルシェCafé&Laboさんの方で牛乳やチーズが買えるので、おいしかったらぜひそこで買ってくださいという、ちょっとした宣伝の意味も込めています。出せるときには、宴会や夜の時間帯に北大牛乳を使ったモッツァレラチーズを出したりしています。
学内の他のカフェや生協とは、ライバルという感じではないですね。おいしかったら「あっちでも買えますよ」っておすすめすることもあります。生協さんのほうから「こういう商品を扱ってください」と言われて、商品を置くこともあります。
学生や職員に寄り添う価格
あと、一般のお客様というよりは、職員さん、学生さん向けにやっています。他のカフェと比べて、カフェdeごはんの料理やドリンクって結構安い方なんですよ。それがうちにとっての売りなんです。一般のお客様向けにもしていますが、どちらかというと職員とか学生が使いやすいように、ギリギリまで価格を抑えています。
高すぎず安すぎずを目指してはいますが、やはり昔に比べると若干高いと思うんですよね。学食のほうが安かったりもするので。その分、学生や職員さんは1割引きにしていますし、宴会などにもできるだけ対応できるようにしています。
軽食にも、懇親会にも、お土産にも
これだけは知ってほしい、味わってほしいポイントがあればぜひ教えてください。
カフェとしては、夜の懇親会などは、JRとか地下鉄が近いので、ぜひうちを使ってほしいなっていうのがあります。また、お昼やアフタヌーンであれば、卵を使ったオムライスやパンケーキを、ぜひ軽食感覚で食べに来ていただければと思います。
ショップに関しては、ここが北大でメインのショップになるので、ぜひここでしか売ってないようなものを、お土産として買ったりおすすめしたりしてほしいですね。一番おすすめしているのが、北大の余市の方で取れたラズベリーやリンゴを使ったお菓子、「北大の実り」シリーズです。ぜひそれをお土産で買ってほしいですね。
ショップもかなり重視しているんですね。
どちらかというと、今はショップに力を入れています。カフェにも力を入れているんですけれども、食事関係って差別化が難しいんです。ショップに関しては北大のラズベリーやリンゴ、ブドウだったり、いろんなものを使って売り出せるので。
料理以外で、ぜひ見てほしい、楽しんでほしいポイントはありますか?
朝やランチの時間帯、明るいときは景観がいいので、窓際の近くは開放感があります。また、朝や昼下がりから夕方にかけて、窓の外をリスが歩くのを見かけることがあります。もしお客様のタイミングが合えば、リスが見られることもある。そこもイチ推しですね。
最後に伝えたいことなどはありますか?
うちは2020年にオープンして、まだ5年程の比較的新しいお店です。やっぱり学生さんや職員さんでも、あまり知らない人が多いかもしれない。なので、そういった方にぜひ、北大正門近くにおいしいカフェがあるということを知ってほしいなと思います。
インタビューの後には、「特製ビーフシチューオムライス」のドリンクセットをいただきました。オムライスにサラダとコンソメスープ、選べるドリンクがセットになっています。オムライスは、デミグラスソースととろける卵がチキンライスと混ざり合い、濃厚であとひく美味しさでした。煮込まれたたまねぎや牛バラ肉もいいアクセントです。ほろ苦いサラダや優しい味わいのコンソメスープもいい箸休めとなり、ドリンクのアイスコーヒーもすっきりといただくことができました。

学生にも使いやすく、カフェからショップまで、北大らしさがぎゅっと詰まっている「カフェdeごはん」と「北大オリジナルショップ」。いつも何気なく通り過ぎる正門前、ときにはふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
カフェdeごはん
〒060-0808 北海道札幌市北区北8条西5丁目
営業時間:平日 7:45-20:00 (LO. 19:30)、土日祝 8:30-20:00 (LO. 19:30)
定休日:なし
公式HP:https://cafedegohan.com