先日、大学院授業のために北大函館キャンパスに行ってきました。函館キャンパスで楽しみにしていたことの1つが、水産科学館(総合博物館別館)の見学です。
水産科学館の本館は1958年開館ですが、その後、別館、標本館も加わり、2007年4月から総合博物館の分館として「水産科学館」の名称となったそうです。
数々の面白い展示があり、今日ではもう新たにつくることはできないと思われる標本もたくさんあって、時間がいくらあっても足りないほどでした。
写真は、本では読んで知っていたけれども標本としては初めてみる「ビワアンコウ」の雌雄。雌雄が出会うチャンスの大きくない深海底で、彼らが手に入れた生き方は・・・
オスがメスの体に寄生して、血管も皮膚も融合し、オスはメスから栄養をもらい、さらにはメスのホルモンによって性成熟もコントロールされるとか。
北大水産科学館、みなさんもぜひ訪れてみてください。
北大水産科学館