サークル会館前の夏の道 北大祭も終わり、晴れた午後の昼下がり。吹く風は強い日差しのわりに涼しくて、ひやひやと気持ちよく、サークル会館からは、 三連符を叩くドラムの音が、何度も何度も繰り返されています。耳をすませば、遠くから金管楽器の響きと、カラスののんびりした鳴き声も聞こえてきました。日差しと道の照り返しで、目に入る光の量が多いのか、見える景色全体が白く輝いています。昔の記憶の夏の景色が、今目の前にあるように感じ、不思議と懐かしい気持ちになりました。