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冬の森を走り抜ける雪上車[FSC的フィールド風景 No.1]

天塩研究林は日本最北の研究林。場所によっては積雪が2mを超える雪山で、雪上車は実験や実習など教育研究活動には無くてはならない冬の移動手段だ。

映像の雪上車は、平成9年式の大原鉄工所製スノータイガーで、平成18年に低温科学研究所から移管された。全長413cm、全幅240cm、車高233cmで排気量は2,770ccの10人乗りだ。24年目の現在も現役で働いている。

もちろん雪上車の真価は、運転する技術職員の腕があって初めて発揮される。運転には大型特殊自動車免許一種が必要で、技術職員たちは他にもブルドーザーや油圧ショベル、いや、パワーショベルやユンボと言った方が分かりやすいだろうか、様々な建設機械の免許を持ち操作する。いわば「働く車」のスペシャリスト達が森での教育・研究を支えているのだ。

雪上車は例年森に雪が残るゴールデンウイークまで活躍するが、今年は雪解けが早く、今冬の役目もそろそろ終わりになる。そして北の森にも遅い春が来る。

北方生物圏フィールド科学センターは、森から海まで多様なフィールドを擁する。その広さは日本国土の500分の1に及ぶ。多彩で広大なフィールドは豊富な動植物を育み、教育研究にとどまらず、地域や社会にも大きく貢献している。[FSC的フィールド風景]ではそんなフィールドの風景をお伝えしていこう。FSCとはField Science Center for Northern Biosphere, Hokkaido Universityの略称である。

【林忠⼀・北⽅⽣物圏フィールド科学センター/いいね!Hokudai特派員】

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2021.04.23

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