9月も気づけばあと10日。今日の札幌キャンパスでは、ひんやりとした空気が澄んで、空には羊雲。もうすっかり秋となりました。「〇〇の秋」という言葉にも表現されるように秋の魅力はたくさんありますが、食欲の秋が真っ先に思い浮かぶのは私だけでしょうか。
北海道の秋の味覚といえば、秋刀魚に鮭にいくらといった海の幸のイメージが強いですが、忘れてはいけないのは秋の味覚をより引き立てるお米です。北海道では今が稲の収穫真っ只中、食卓に新米が並ぶのももうすぐです。
札幌キャンパスの農場にもポプラ並木のすぐ横に田んぼがあります。黄金色に色づいた田んぼには穂を垂らした稲を見ることができました。また今日は、稲の研究をされている研究室の方々が、収穫調査を行っている最中でした。
昨年の「いいね!Hokudai」でも秋の収量調査を取り上げていますのでぜひご覧ください。
https://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/like_hokudai/article/11571
鎌で稲を刈り、束にまとめる作業風景を写真に撮らせていただきました。研究のための収穫調査では、昔と変わらない手作業での刈り取りが行われています。調査が終わった後に本格的な収穫が始まるそうです。人の手で一つ一つ稲を刈り取る様子が見られるのも、広大な農場をもつ札幌キャンパスの秋の魅力です。
【木山瑠夏・CoSTEP本科生/国際食資源学院修士1年】