4月24日は植物学の日です。今期の朝ドラの主人公のモデルともなった、植物学者、牧野富太郎博士の生誕日から来ています。北大の構内を歩くと、寒冷地特有の草花を見かけます。春に構内を彩る、可憐なエゾエンゴサクもその一例。
また、植物学は植物の姿を詳細な植物写生画で残すこともあります。牧野博士も精巧な植物写生を描いたことでも有名。現在、北海道大学大学文書館では、「絵心のある資料たち」と題して、研究者が学生が描いた資料などを公開しており、植物写生画も展示されています。
そして構内の並木には、牧野博士と交流もあった北大の植物学者、宮部金吾が発見した絶滅が危惧されているクロビイタヤがあります。今日は植物学者の気分で、構内を散策してみてはいかがでしょうか。