9月も中旬、朝晩は涼しくなり、秋らしくなってきました。札幌キャンパスではトンボが飛んでいるのをよく見かけます。トンボの眼は素早い動きには敏感に反応できますが、逆にゆっくりとした動きには鈍いため、スマホのカメラでも簡単に近づいて写真を撮ることができます。
キャンパスを歩いていると、休んでいたトンボを見つけましたので、早速近づいて観察してみました。
北大マルシェ近くで見つけたこのトンボは茶色で翅の先端が褐色、胸部に何本か黒線がありました。これらの特徴からノシメトンボ(Sympetrum infuscatum)だと思われます。
北図書館近くで休んでいたこのトンボは赤みがかっており腹部が黄土色です。秋といえばこのトンボ、アキアカネ(Sympetrum frequens)ですね。オスは成熟すると腹部も赤くなるので、メスだと思われます。
秋のトンボと一口に言っても、いろいろな種類のトンボがいます。見かけたら、近づいて観察してみてくださいね!