先週、札幌では気温が約10℃まで上がり、まるで春が来たかのような陽気に包まれました。しかし、3月に入ってからは再び冷え込み、冬の景色が戻ってきました。それでも、雪の下では春の準備が着実に進んでいます。
夜の雪山に不思議な形の雪のオブジェがありました。まるで動物が雪の中から飛び出してきたかのようなユーモラスな造形が、冬の終わりを告げるかのようです。雪が降ることで生まれる偶然の造形が生まれるのも、北国ならではの魅力ですね。
冬景色の中にも、確かな春の兆しが見え始めています。雪と枯れ葉の境目には、ふきのとうが顔を出し始めました。雪の中で顔を出す黄緑色のふきのとうは春が着実に近づいていることを教えてくれます。
太陽の光が少しずつ強くなるにつれ、雪解けも進んでいきます。札幌キャンパスのあちこちで、雪の下から地面が顔を出す場所も増えてきました。積もった雪の下では、すでに春への準備が静かに、しかし確実に進行しているようです。